2戦2勝馬を超える「取材感触」 秘めたる能力高いその馬とは
近年は波乱度高し そしてその主役となる馬は
菅「とはいえ、そのセプタリアンを初戦で負かしたジャカランダシティには、同等以上の評価をすべきですよ。陣営からは“初コース、初の長距離輸送、キャリア1戦でモマれた時と、初ものづくしで、そこは競馬にいってみないと何とも…”という声も聞かれましたが、動きもそうですがブレない走りとある程度この時期でまとまった完成度を見せているので、それなりに対応はできそうな雰囲気は伝わってきますね」
市場「先週の2歳未勝利戦で1分8秒1の一番時計も出たように、まだまだ馬場のいい小倉で、持ち時計を重視すべきかとも思いますが、僕は敢えて勝ちっぷり重視でブルベアオーロを狙ってみたいですね。特に注目すべきはラストの脚でしたが、先週の79秒台を含め、この厩舎としては意欲的な攻め馬を消化しているという点でも、さらにいい走りが期待できそうですよ」
瀬古「3頭出しの川村厩舎勢には、それぞれに魅力がありますが、現時点での完成度ではやはりブルベアオーロが一番でしょうね。初戦で見せたレースセンスの良さから、どんな展開になっても対応できそうですし、“レースに対して不安を感じる点は何もない”と、担当の福永助手も自信を持っています。併せた僚馬がバテたほどハードだった先週の追い切りを考えても、初戦からの上積みは相当あるはずですよ」
デスク「そのバテた方のミヤジシルフィードにだって脈はあるよな」
瀬古「初戦の内容だけを見れば、ブルベアオーロと比較しても見劣らないセンスがありますね。“まだ背腰が緩くて本格化はもう少し先”というのが担当の江口助手の見立てですが、そんな現状でアッサリ勝ち上がった素質は確かなものと見ていいでしょう。遅れたとはいえ、ハードな追い切りで馬体も絞って“初戦より間違いなく良くなっている”とのことなら、ワンツーのシーンも十分ありますよ」
![ミヤジシルフィード](https://umakeiba.com/wp-content/uploads/2018/09/3aad6293f476f776dc1233c5f7f86d1d-640x397.jpg)
デビュー戦で高いセンスを見せたミヤジシルフィード(左)(撮影:日刊ゲンダイ)
広田「あと、侮れないのがチュウワフライヤーですね。芝を試した前走が陣営も思った以上の内容だったことで、ここへの挑戦を決めたそうですが、あくまでダート向きとの評価でも、最終週と雨の影響で程良く時計がかかってくれれば、このメンバーでも食い込む余地は十分ありますよ」
デスク「確かに先週までの馬場だったら時計重視で良かったんだが、中間の雨で少し時計もかかりそうだからな…。ただ、何だかんだで他場からの転戦組よりも小倉1200mでの勝ち上がり組が強しのデータもあることだし、素直に持ち時計を信頼してルチアーナミノルを買ってみるか。木谷ももう少し素直になった方がいいと思うが」
木谷「って言われたからではけっしてないんですが、僕は人気でもシングルアップを。ちょうどこの週末、伊豆諸島の新島へ船で聖地巡礼に行くので、馬名意味が“出港準備”のこの馬がピッタリなんですよね。ただ、外れたら帰ってこないかもしれませんが(笑)」
デスク「今の若いヤツらにとって、新島はそういうところなんだろうが、俺の若い頃は“新島”と聞くだけで下半身が反応するようなところで…」
木谷「はいはい、そういう時代もあったそうですが、今は健全な島ですからね。せいぜい思い出に浸っていてくださいよ」
土屋(競友)
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7/21(日)福島1R
払戻金 65万5200円
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菅TM
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_19_184x184.jpg)
7/20(土)福島11R
払戻金 41万4000円
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前田(競友)
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_37_184x184.jpg)
6/22(土)東京11R
払戻金 77万1270円
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優馬 2歳馬チェック
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