ロードクエストは早熟? 編集長が夏の2歳ステークスを検証
3歳~4歳の間に壁がある?
気になったので調べてみることにした。2歳9月までに重賞を勝った馬の その後だ。データは 2010 年以降。2歳ステークスを勝った後にJRA重賞を勝った馬は下の6頭、馬名横は その後に制した重賞名。
マイネイサベル 府中牝馬S(GII)、中山牝馬S(GIII)
エピセアローム セントウルS(GII)
コディーノ 東スポ杯2歳S(GIII)
ハープスター チューリップ賞(GIII)、桜花賞(GI)、札幌記念(GII)
ホウライアキコ デイリー杯2歳S(GII)
レッドリヴェール 阪神JF(GI)
2歳夏で終わっていないじゃないか、ともいえる。だが、マイネイサベル以外の重賞勝ちは2~3歳時。確率的に活躍は3歳まで?といえるのかもしれない。
同じく 2010 年以降で、今度は2歳9月までに重賞に出走していた馬が後にJRAのGIを勝っているのかを調べてみる。該当馬は下の7頭。馬名横の()内は後に制したGI名、その横は夏の2歳Sでの着順。
ジャスタウェイ(天皇賞・秋、安田記念)新潟2歳S2着
マイネルホウオウ(NHKマイルC)札幌2歳S9着
ロゴタイプ(朝日杯FS、皐月賞)函館2歳S4着、札幌2歳S4着
イスラボニータ(皐月賞)新潟2歳S2着
ハープスター(桜花賞)新潟2歳S1着
レッドリヴェール(阪神JF)札幌2歳S1着
レッツゴードンキ(桜花賞)札幌2歳S3着
こちらも、夏の2歳重賞に出走している馬であっても後にGIを勝っているじゃないか、と言える。だが、さきほどのケースと同じく、ジャスタウェイ以外の馬のGI勝ちは2~3歳時に限られている点が気になる。また、夏の2歳ステークスを勝った馬より負けている馬の方が後にGIを勝っているケースが多いというのも引っ掛かる点だ。早い時期の2歳重賞に出走してくる馬は、3歳と4歳の間に成長の壁があるのかも。新馬戦を高UK値で勝ち、先週の新潟2歳ステークスも高UK値で圧勝したロードクエストの今後は?
今週の2歳ステークスに目を移そう。札幌の方は、これまでに高UK値をマークした馬の登録馬がいない。アフターダーク、ペイシャフェリシタ、ボーダレスの3頭は前走で高UK値に近い数字をマークしているが。小倉はオウケンダイヤ、コウエイテンマ、シュウジの前走が高UK値、加えてクリノシャンポールの初戦が高UK値である。
最後に先週、高UK値をマークした馬を
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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