ダノンプレミアムで仕方ない? 「調教で気になる点はあったが…」
勢いがどこまで通用するか 前走快勝の馬たち
デスク「打倒ダノンへ、モズアスコットにそこまでの期待をかけられないのなら、目下の勢いがある馬に、ということになるな」
瀬古「インディチャンプの前走、東京新聞杯は、出遅れましたが、すぐに仕掛けて中団まで押し上げて直線に向いて難なく抜け出したもの。最後に詰め寄られたのは早めに先頭に立って気を抜いたためで着差以上に余力を感じました。3歳春は折り合いに苦労するなど若さが目立ちましたが、福永騎手に継続騎乗してレースを教えられたことで、鞍上の意のままに動けるようになり持てる能力を発揮できるようになりました。“ジョッキーの希望で2週続けて追い切りに乗ってもらったが『力をつけている』と言っていたね。前に強い馬がいれば気を抜く暇もないだろうし、どこまでやれるのか楽しみ”と音無師は期待十分の様子でしたよ」
加茂「パクスアメリカーナも、念願の重賞初制覇となった京都金杯が着差以上に強い内容。以来の久々になるけど、今回の放牧がよほど良かったのか、帰厩してからのデキや動きは今までで一番と言えるものなんや。同じ厩舎のダノンを筆頭に、前走より相手のレベルもグーンと上がるけど、今の雰囲気ならワンツーがあっても驚けんやろな」
瀬古「前走がオープン勝ちとはいえ、面白い存在になるんじゃないかと思えるのがグァンチャーレ。京都コースの相性の良さと、流れが落ち着きそうなメンバー構成で、好位で立ち回れる器用さを買ってみたいんですよ。追い切りで3週続けて好時計をマークし、次の安田記念を見据えた仕上げの有力処とは違って、ここが目一杯の勝負っぽいですからね」
目黒「グァンチャーレの前走は相手関係にも恵まれた印象はありましたが、完勝と言える内容でしたよね。今年で7歳になり、通常なら衰えを懸念されて不思議ないところですが“普段もうるさい仕草が残っていて、若々しいよ。体の張りや毛ヅヤもいいし、衰えどころか本当に充実している感じがする”と同馬を担当する中島助手もデキの良さを強調してました。ただ、攻め専の鳴海助手は“馬は本当に充実しているし、京都のマイル戦もベストと言える条件だけど、今回は相手が強いよね。立ち回りの上手さとか、一瞬の切れを生かしてどこまでやれるか、じゃないかな”と慎重な評価でしたが」
持木「僕は昨年のNHKマイルCの勝ち馬であるケイアイノーテックを見直したいです。以降の4戦で結果が出てませんが、4走前は休み明け、マイルCSは内枠勢での決着で自身が大外枠、阪神カップは行った行ったの展開、そして前走の根岸Sは言わずもがなのダート、ということで、いずれも敗因がハッキリしています。ベストの芝マイルで今一度、の気持ちですね」
吉田「ケイアイノーテックは、NHKマイルCを勝った時ですら、最終追いで格下馬にアオられ、パドックでもチャカチャカして落ち着きがなかったように、使い詰めから疲労困憊でギリギリの状態だったんやないかと思うとるんですわ。今回は、ウッド、坂路ともにケチの付けようがない動きを見せてますし、馬体的にもかなり成長した姿でパドックに出てきてくれると信じてます。その期待通りやったら、勝負になってエエんとちゃいますか」
瀬古「近走については持木さんの言う通りですし、そもそも“昨秋はなかなか調子が上がってこなかった”と平田師は言ってます。この中間は新コンビとなるシュタルケ騎手が3週続けて跨り、復活へ向けて熱のこもった追い切りを消化してきました。“強いと言われている世代のマイルGI勝ち馬。ここで改めて期待したい”と、師は復権を賭ける意気込みを語ってましたよ」
木谷「なんだかダノンプレミアムが負けそうもない感じですけど、僕はグァンチャーレがしれっと3着あたりにいる気がしてます。去年ほどペースは上がらないでしょうし、京都だけは異様に走りますからね。馬券もそういう狙いで行ってみようかと」
デスク「このレースで儲けようとしたら、買い目を絞るしかない気がするんだけど、“頭堅けりゃヒモは荒れる”という古い競馬格言通りに買うのもひとつの手かと思うんだ。なので、ダノンプレミアムから、ここで名前すら挙がらなかったストーミーシー、メイショウオワラ、コウエイタケルへ、なんてね。で、これだけはないだろ、って思っていたトーアライジンに田崎が△を打っていたんで、その理由を聞こうと思っていたんだが、もしや俺と同じ考えなのかな。あれ、田崎帰っちゃったか、お~い、田崎~」
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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