エタリオウに「まいった」の声 フィエールマンを今度は逆に…
年長馬の意地を見せろ 穴ならこの馬
デスク「なんだかんだで、ここまで名前の挙がった馬は全て4歳勢。大将格となるはずだったシャケトラを欠いたとはいえ、チャンスのある馬もいるはずだよな」
菅「パフォーマプロミスは、過去2度のGI挑戦で見せ場すらなく、58キロがダメなのか、力量的に足りないのか、といったところですが、“GIで普段通りの走りができていない”というのが陣営の見立てです。今回は少しレースに向けての調整に変化が見て取れ、年齢を考慮し本番へ力を温存した効果が気配にも出ていますよ。過去17戦で、GI2戦を除けばすべて入着という堅実さ。そして10人が手綱を取っていて今回もまたテン乗り。それでも、それがマイナスになるような癖のない馬ですからね。コースは問わない馬ですが、3度目のGI挑戦は、その中でも相性の良い京都。普段通りで臨める準備ができて、今回こそ平常心の走りができても驚けませんよ」
市場「パフォーマプロミスは、元々が攻め駆けする馬で終い重点だったとはいえ、今週のキレのある姿に惚れ惚れしました。14日の坂路の雰囲気も良かったですし、仕上りに関しては文句なしだと思います。個人的に、距離は長ければ長いほどいい馬だと思っていますし、GIでも力が通用することを、ここで証明してほしいですね」
伊利「僕は昨年の3着馬クリンチャーに期待します。京都外回りコースでは、昨年のみならず、菊花賞で2着、そしてGI馬4頭を降して勝った京都記念と、距離を問わずパーフェクトな実績を誇っています。人気を集める4歳勢が、初めて背負う58キロへの戸惑いを見せる可能性もあるだけに、経験で勝るこの馬に一日の長があると見ました」
板子「確かにクリンチャーは、昨年だけ走れば足りて全く不思議はないですし、好感の持てる最終追いから、当時の状態に近づいている気もしますね」
加茂「7着だった前走の日経賞については“うまく流れに乗れていたし、最後までヤメることなく走った点は評価できる。有馬以来で少し急仕上げだったことを考えても、次につながる内容だったと思う”と、陣営も悲観はしていないんや。叩き2戦目で相性のいい京都、そして得意の消耗戦にでもなれば、昨年以上の結果がないことはないかも」
目黒「前走の阪神大賞典で、久々に“らしさ”を見せたロードヴァンドールも“ウチの馬に前半絡んできた馬は最下位入線で、3番手もかなり止まっていたからね。それだけの厳しい流れで3着に踏ん張れたのは評価していいし、ノリちゃんも褒めてくれたからね。自信を持って本番に臨める”と、昆調教師は前向きでした。初の3000mだった前走から更に距離が延びる点も心配はしていない様子でしたし、大外枠を引いたことも“今年は13頭立てだから、そんなにロスはないだろう”と。ブリンカーを外してチークに替えたのは“実は少し前から騎手のアドバイスもあって外そうかと思って、前回も浅めのモノを使ったんだけど、元々ブリンカーを着ける前にはチークを着用していたし、違和感なく対応してくれている”とのことでした」
板子「何よりロードヴァンドールは鞍上が魅力ですよね。同型との兼ね合いはありますが、この馬の動き方がペースの鍵になると思いますし、鞍上の思い通りの競馬ができた暁には粘り込みのシーンもあるはずです」
吉田「自分以外に誰も◎はおらんだろと思ってたら、厩舎担当の細川TMも◎でビックリしたカフジプリンスですけど、コーナーでペースアップできず、瞬発力勝負になれば準オープンでも取りこぼす馬。せやけど、前走のような上がりのかかる競馬では無類の渋太さを発揮できるので、前で飛ばした馬たちが早々に苦しくなる展開になれば、可能性があるんやないかと」
細川「以前は勝負どころで置かれる面もあったんですが、そのあたりが解消されてきたことは確かです。前走にしても3コーナー過ぎからステッキが入ったほどの厳しい流れを、直線で手応え以上に踏ん張っての2着確保でしたからね。陣営も“根性比べになれば楽しみ”というほどの展開になれば、面白いですよ」
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
的中買い目を見る
小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
的中買い目を見る
土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
的中買い目を見る
三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
的中買い目を見る