武豊マテラスカイに「平気で蹴っ飛ばす」クセ者までも…

優馬TM座談会
プロキオンS

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昨年の完敗組よりも 注目すべきは新興勢力

中邑「僕は、目下オープン2連勝中のアルクトスを狙います。前走の欅Sはハナ差の辛勝でしたが、2着馬の渋太さを褒めるべき一戦で、着差以上の強さを感じましたし、勝ちタイムも1月の根岸Sをコンマ1秒上回る優秀なものでしたからね。もちろん、まだ時計は詰められるはずで、先行勢を見ながら好位で競馬ができるのも大きな強味でしょう」

守屋「前走の辛勝について、栗田徹師は“1400mは脚が溜まりにくいし、けっしてベストの条件ではない。それに、最内枠を引いたので揉まれないように少し促して行ったので、余計に脚が溜まらなかった。ただ、それでも勝てたあたり、こちらの思った以上に成長してくれている”と、目を細めていました。当然、今回についても“内枠は嫌だね。外からスムーズに流れに乗って行くのがいい”と言ってたんですが、前に行く馬が揃って内に入ったので、これらを見る形で好位置につけられそうな最高の枠が引けたと思いますよ。初の中京コースですが軽視はできませんね」

桜井「同じくオープンを2連勝中のヴェンジェンスも、その勢いに乗って重賞でも、との期待がかかりますが、大根田師は“揉まれ弱いだけに自分の形に持ち込めるかがカギ。ここは実績馬も揃っているし、そう簡単に注文通りの競馬をさせて貰えるかどうか”と、意外と慎重な姿勢を崩さなかったんですよ。とはいえ、流れに応じた巧みなレース運びを見せたここ2走の内容は秀逸ですし、ツボにハマれば台頭のシーンは十分にありますね」

ヴェンジェンス

ポラリスS、天保山Sと連勝してきたヴェンジェンス(撮影:日刊ゲンダイ)

細川「これまた2連勝中のミッキーワイルドは、ともに条件戦だったとはいえ、欅Sとはコンマ1秒差の時計だった前走内容を考えても、勢いは侮れませんね。陣営からは“あまり速い時計になるとどうか”という声も聞かれましたが、今の充実ぶりなら対応も可能かと思いますよ」

「水曜の厩舎取材中に、ドンフォルティスの最終追いに跨いだ秋山騎手に出会ったんですが、どうだった?と聞くと“惜しいです。とってもいい馬なんですが、馬を抜こうとしないんです”と。このあたり、まだ4歳だから仕方ないか、とも思うんですが、3歳の春に中山の伏竜Sを勝った以降は、これならという状態で一度も出走できていないんですよ。“何かきっかけを掴めたら…、そんな気持ちで地力に期待してみます”という牧浦師の見通しも、言葉どおりだと思いますが、きっかけ以上の結果が出ても不思議はない馬なんですよね」

木谷「そういえば、デスク、プロキオンって何だか知ってますか?」

デスク「星の名前だということは知っているが、夜空を見上げてもどれがプロキオンかはわからんな」

木谷「だと思いました。で、レース当日が7月7日の七夕ということも考え併せると、テーマは“星”です。勝つのはギリシャ語で北斗七星の意味を持つアルクトス。お母さんもホシニイノリヲですから、これ以上ないサインが出てますね」

デスク「なんだかなぁ…、そんな話を木谷にされたら、俺もアルクトスとは言えなくなったじゃないか。じゃあ、どっちにするか迷っていたヴェンジェンスの方でも買ってみようかな」

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優馬2歳馬チェック

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