武豊リナーテに大ブレイクの予感 人気ダノンスマッシュには気懸かりなことが…

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一気に大ブレイクの予感 チーフが狙うのはこの馬だ

小桧山リナーテは、前走を使うまでの1200m戦の実績が条件戦でのもので、年明けから重賞で連続2着の1400mがベストだと思っていたんだけど、UHB賞はそういうイメージを払拭する勝ちっぷりだったからな。函館スプリントS除外組でも、前走を使えたことはローテーション的に有利だし、5歳を迎えての完全本格化と、前に行きたい馬が揃っての差し馬向きの流れで通用していいはずだそ」

広田リナーテの前走、洋芝での上がり33秒4は破格の数字で、その適性に加えて完成期に入ったと見ていいでしょうね。函館での最終追いでも抜群の動きを見せていたように、引き続き好調を保っていますし、GIを狙う馬が揃って一気の相手強化となるここでも、勝負になっていいですよ」

三代川リナーテを管理する須貝尚厩舎は、今年の札幌では先週まで〔3・7・0・8〕と、連対率で5割超えの好成績を残しています。もともとが札幌の芝1200mでは2戦2勝の馬ですし、よほどの不向きな馬場や展開にならない限り、勝ち負けになるのではないかと思いますね」

リナーテ

サトノダイヤモンドの妹リナーテがここに来て本格化?(写真は2016年新馬勝ち時、撮影:日刊ゲンダイ)

木谷「僕は2走前にそのリナーテを降しているデアレガーロを狙います。前走の高松宮記念は出遅れて外々を回る競馬に加えて、内目を回った馬達が上位を独占する結果の中でコンマ5秒差の7着なら、むしろ能力を示したと言っても良いと思います。昨年、稍重の函館で勝ってるので、多少馬場が渋っても問題ないでしょう」

板子デアレガーロも当初は函館スプリントSを目標にしていたんですが、体調が伴わず直前に回避したもので、改めて立て直してここを目標に順調に調整されてきました。“馬体が増えていて500キロ近くでの出走になるかもしれませんが、前進気勢があって本当にいい時の感触。今の状態なら楽しみはあります”と、岩藤助手も期待を寄せてましたし、初重賞制覇となった京都牝馬Sもプラス32キロの馬体だったように、ここへきてグングン成長しているんだと思いますよ」

デスク「あと、何故か名前が上がらない昨年の覇者はどうなのよ」

板子ナックビーナスの前走は、6歳にして初めての海外遠征でしたが、香港の強力なメンバーを相手に6着なら大健闘の部類だったと言えます。その疲れを取るために放牧先でも楽をさせたのか、函館入厩時には550キロ台の馬体でしてが、1週前にビシッと追ったことで気配はグンと良化しています。田面木助手も“直前の反応も良かったし、力を出せるデキにはある”とのことでしたが、あくまで目標は次のスプリンターズSである点と、昨年の快勝劇がモレイラ騎手の神騎乗だったことを考えれば、馬券の取捨も微妙なところですね」

木谷ナックビーナスは春の高松宮記念で大敗しましたが、これは3角の入口でダノンスマッシュに寄られて下がる不利があってのものでした。前走も香港への海外遠征でしたし、昨年の覇者が一息入れて巻き返す、というシーンも十分考えて置いた方がいいと思いますけどね」

瀬古「2頭参戦している3歳勢のもう一頭、ハッピーアワーにも注意は必要です。前走のNHKマイルCは、出遅れや大外を回るロスを考えれば、7着止まりでもGIレベルで通用する決め手は示したと言えます。2走前にファルコンSを勝った時の2着馬が、その後に中京記念を勝ったことを考えても、初の古馬相手でも力不足ではないと思えますしね。“ベストは1400mですが、昨年の札幌で勝っているように洋芝の走りが上手で、馬場が渋っても問題はないタイプ。相手は揃いましたが、楽しみはあります”と、南井助手も色気アリの様子でしたね」

板子「全くと言っていいほど人気がないペイシャフェリシタですが、ここ数戦は見た目ほど脚を溜められず、終いの伸びも一息なので、今回はチークピーシーズを着用するとのこと。“ある程度出して行って、好位あたりで運ぶ形が理想。相変わらず動きはいいし、馬具の効果で溜めが利けば変わっていい”と、中垣助手も諦めてはいない様子でしたよ」

木谷「僕は、穴ならシュウジを推したいです。今年3戦はダート戦に矛先を向けましたが、良い頃の先行力が蘇って復活した印象を受けますね。3年前とはいえこのレースでは僅差2着もありますし、洋芝適性&重馬場適性の高さで浮上する可能性はあると思いますよ」

広田「これまた函館スプリントSを除外になったのは痛かったですが、ジックリと乗り込まれて本馬場での最終追いの動きも良かったですよ。ただ、ダートで復活を遂げたとはいえ、芝の1200mで連対したのは、その3年目のこのレースが最後ですからね。当時の勢いを望むのは酷なのではないでしょうか」

板子カイザーメランジェの前走、アイビスSDは出負けに加えて道中でゴチャ付く不利もあったもので、参考外と言えます。函館スプリントSが、超スローの逃げという特殊な展開での恵まれた勝利だったこともあり、少し軽く扱われているようですが、本来は一瞬のキレ味を生かすタイプでもあり、今度は違う競馬で穴男がしでかす可能性もないとは言えませんよ」

デスク「そんなところか、と思っていたら、編集長の◎ライオンボスが残ってたな。実は俺も、こんなに人気がないのなら、と思って、さっきオフレコでザキヤマに聞いたんだけど“要らないっすよ”って言ってたけど…」

打越ライオンボスは、直線競馬以外の2勝がダート1000mで、距離やコーナーワークに課題はあるけど、目下の3連勝は力を付けているからこそだし、今なら克服も可能と見ていいんじゃないか。鞍上も魅力で、主張すればハナを切れるダッシュ力。狙うなら、カラ人気の今回しかないと思うぞ」

木谷ライオンボスの直線競馬を使う前のレースをリプレイで見返すと、スタートは速いんですけど、やはりコーナーリングが下手なのか、3~4角でどうしてもブレーキがかかるんですよね。今回のメンツでは誤魔化しが利かないと思いますし、僕も山崎さんと同意見ですよ」

デスク「なんか、そこまで要らない要らないと言われると、編集長に肩入れしたくなるよな。そのライオンボスや、広田に要らないと言われたシュウジあたりから、少額投資でデッカイ穴でも狙ってみるか」

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