「積極買い」候補は2頭 連対率80%の条件にオジュウチョウサンは…

重賞データ攻略
アルゼンチン共和国杯

 ジャパンカップや有馬記念にもつながるハンデ重賞に、今年も重賞ウイナーから上がり馬まで多彩な顔ぶれが集結。この混戦を断つデータからの推奨馬は?

前走クラス別成績に注目

 GIIのハンデ戦ということで、ここを叩いてGIに向かうもの、格下の身で軽ハンデを生かし一発を狙うものなど、各馬の臨戦過程は様々。そこでまずは過去10年の前走クラス別成績に注目してみたい。

前走クラス別成績(過去10年)
GI〔3.1.2.8〕
GII〔3.5.1.60〕
GIII〔0.0.1.12〕
オープン特別〔2.0.2.37〕
3勝クラス〔2.4.2.18〕

 今年は前走GI組がいない為、これを除外。その中で連対率を見るとトップは3勝クラス組で23.1%、続いてGII組が11.6%、オープン特別組が4.9%となっている。3勝クラス組は近4年連続で馬券に絡んでおり、昨年は2、3着に好走。今年もこの組を狙ってみたい。該当馬はアフリカンゴールドオジュウチョウサントラストケンシンの3頭。

オジュウチョウサン

前走六社Sでは10着に敗れたオジュウチョウサンだが…(撮影:日刊ゲンダイ)

3勝クラス組の好走条件は?

 続いて前走3勝クラス組で連対した馬の特徴を見ていきたい。

前走3勝クラス組で連対した6頭の特徴(過去10年)

  • 前走芝のレースで連対(6頭中5頭)
  • 今回が叩き2戦目(6頭中4頭)
  • 4歳馬(6頭中5頭)

 前走10着で8歳馬のオジュウチョウサンは残念ながら脱落。上記の3項目をすべて満たす馬は過去10年で〔2.2.0.1〕連対率は80%となるが、今年はアフリカンゴールドトラストケンシンがこの条件をクリアする。

推奨馬

アフリカンゴールド
トラストケンシン