サーブルオールでバースデイV狙う 戸崎圭は「ヤル気満々」

優馬TM座談会
七夕賞
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“七夕賞男”が鞍上のサーブルオール 重賞初Vへ

デスク「今年はトップハンデが57キロ止まり。これは近年にはないケースで8年ぶりとなるんだが、それくらい掴みどころのないメンバーと言えるな」

坂倉「しかも、ロートルや昔の実績でハンデを背負わされている馬が多く、少々残念なメンバーですよね。そんな中にあって、5歳でもまだキャリア12戦で上昇の余地も十分にあるサーブルオールの中心は動かしがたいと見ます」

武井サーブルオールは、3歳秋から1年近くもの休養を経て心身ともに成長したと言えますね。特に2走前の準オープン勝ちは、今年行われた中山2000mで金杯に次ぐ2番目の好時計で、内容的にも重賞を勝てるだけの力を示したもの。その2走前と同じ右回りの2000m戦で55キロのハンデなら、勝機十分でしょう」

小島「人気の一角となりながら4着どまりだった前走のエプソムCにしても“少し馬場を気にしていたけど直線で伸びていたし、昇級戦が重賞だったことを思えば上々の走りだった”と、萩原師は満足そうでした。後ろからジワっと行く馬ですが、けっして追い込み一手でもないですから、初の福島コースもそれほど気にしていない様子。全ての面で上積みが見込める上に、前走よりも一枚落ちるメンバーなら、勝ち負けになるはずですよ」

小野智「馬ももちろん、今回は2年連続Vの“七夕賞男”戸崎圭騎手の3連覇に期待したいですね。初騎乗となるので、馬に関してのコメントは貰えませんでしたが、福島コースに合う乗り方を厩舎側と相談したようですし、何より当日の7月8日は彼の誕生日。“バースデイ勝利なら格好いいですね”と、ヤル気満々でしたよ」

サーブルオール

重賞初制覇を目指す良血馬サーブルオール(撮影:日刊ゲンダイ)

伊利「今年のメンバーがやや低レベルである、という点については僕も皆さんと同感ですが、だったら素直に昨年の2着馬マイネルフロストを狙う手でしょう。その昨年は、5ハロン通過58秒0のハイペースを、早目先頭から粘りに粘った負けて強しの内容でしたし、ハンデも同じ57キロなら勝負になります」

デスク「ただ、一つ歳を重ねた7歳馬だからな。その昨年と同じだけ走れればいいんだが」

西田マイネルフロストの前走は、無理せず2番手を取って自分の競馬ができていましたが、不得手な雨馬場で走りづらそうでしたね。ただ、それでも直線では一旦抜け出す格好で見せ場を作りましたし、年齢的な衰えはないと見るべきです。残念ながら今回も馬場は悪くなりそうですが、得意のコースで昨年の再現も十分期待できますよ」

佐藤直「俺はそんなに難しく考える必要はないと思っているんだけど、前走で同じ舞台の福島民報杯を勝ったマイネルサージュだな。福島では3戦全て連対して、しかもオープン勝ちを含む、という実績を持った馬が、このレースでは高い確率で来ているんだ。その前走後に一息入ったけど、馬体のハリは目立っているし、状態の良さとコース適性で何とかなるはずだぞ」

守屋マイネルサージュの前走は約1年5か月ぶりの勝利となったわけですが、その勝因について鹿戸雄師は“掛かるからといって、逃げたり中途半端に抑えていってもダメ。多少、ハミを噛んで折り合いを欠いても、直線までジッとして末脚勝負をしたほうが結果が出ているんだ。前走は、それが見事にハマってくれた”と振り返ってました。今回、同じ“マイネル勢”のフロスト、ミラノあたりがそれなりのラップを刻み、平均ペース以上で流れれば再度の出番もありそうです。渋った馬場に実績があるのもいいですね」

デスク「実績的には、メンバーで唯一のGII勝ち馬プラチナムバレットが最右翼という見方もできるんだが、これはレース中に跛行して大敗した前走のダメージが心配だな」

「前走後は経過を観察していましたが、陣営は“歩様に異常はなかった。中間の気配は悪くないし、先週、今週の追い切りもしっかりと動いた”と、ダメージがないことをアピールしています。“この距離なら道中でタメをつくることができる。ハンデは背負うが何とか弾みをつけられる内容のあるレースができれば”と、巻き返しへの感触も悪くはなさそうでしたよ」

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