「セリフォスは鉄板級！？」人気でも外せない理由とは【ＮＨＫマイルカップ】

～過去10年のＮＨＫマイルカップの傾向分析～

◇人気別成績
・１番人気　　　〔３.１.１.５〕
・２番人気　　　〔３.２.１.４〕
・３番人気　　　〔１.１.０.８〕
・４～５番人気　〔０.１.０.19〕
・６～９番人気　〔２.２.５.31〕
・10番人気以下　〔１.３.３.83〕

１、２番人気馬は合わせて〔６.３.２.９〕とまずまずの成績。中でも前走２番人気以内、これまでにマイル戦で４着以下がない関西馬は〔３.１.０.１〕で狙い目となる。また、実績馬も好走傾向にあり、朝日杯ＦＳで３番人気以内かつ３着以内だった馬は〔２.１.０.４〕。特にこれまでの勝ち鞍が全て芝1600ｍ以上、マイル戦で４着以下なしという牡馬は〔２.１.０.０〕と好勝負必至。たとえ人気でもセリフォス（栗東：中内田厩舎）は外せない。

２戦２勝の左回りならセリフォスが軸不動！？

となれば相手探し。上位人気馬や実績馬が活躍する一方で、過去10年の３連複平均配当が６万円を超える波乱含みの一戦。２、３着馬20頭中13頭が６番人気以下の穴馬でもあり、ここはヒモ荒れを期待して人気薄を狙ってみたい。

◇６番人気以下で２、３着に好走した13頭の共通点
・重賞で５着以内歴あり（13頭中11頭）
・上がり最速での１着歴あり（13頭中10頭）
・マイル戦の複勝率が50％以上（13頭中10頭）
・左回りで連対歴あり（13頭中９頭）

　ここでは重賞で戦えるだけの能力と東京コースだけに決め手がカギとなる。また、穴をあけた馬の多くにマイルや左回りでの好走歴があった。ここはより人気薄が見込まれるキングエルメス（栗東：矢作厩舎）とステルナティーア（美浦：木村厩舎）に注目してみたい。

キングエルメスは、骨折明けを一叩きし上昇ムード漂う！