「堀厩舎・長休明け・１番人気」は高信頼度　ここはドゥラメンテで

　ドゥラメンテがいよいよ再始動！だが、強力ライバル達が行く手に立ち塞がる。寒さを吹き飛ばすほどの熱戦になりそうな予感も…。

ＧI馬の信頼度が高い

　過去５年、このレースにおけるＧI馬の成績は〔３.２.２.３〕。７割が馬券に絡んでいる計算になり、単純に考えると今回のメンバーではイスラボニータ、ドゥラメンテ、ロゴタイプの３頭のうち２頭は馬券に絡むということになる。

　さて、問題は骨折で休み明けのドゥラメンテだろう。堀厩舎の馬が半年以上の休み明けで出走してきた場合、〔16.12.９.111〕で勝率10.8％、複勝率25.0％。これだけでも悪くはない成績だが、１番人気に推されていた場合、〔７.２.４.６〕で勝率は36.8％、複勝率68.4％という数字になる。人気が落ちるとは考えにくいだけに、ここは素直に信頼すべき。

約9ヶ月ぶりもデータでは不安材料にならず（撮影：下野雄規）

少ない点数に絞るなら…？

　さて、実績面の話の続きになるが、非ＧI馬でＧI２着がある馬は過去５年で〔０.０.１.３〕とやや不満。一方、ＧII勝ち馬は過去５年で〔３.３.３.16〕。そのうち非ＧI馬は〔１.１.２.15〕。これらの馬の共通点は「ＧIで５着以内か0.5秒差以内」があること。

　マイネルラクリマ、ラストインパクト、リアルスティールの３頭がこれに該当するが、全部押さえては点数が増えすぎるし、前段でＧI馬３頭のうち２頭は馬券に絡む計算をした以上、ここからは１頭だけを選びたい。

　今年に入ってからの芝1600ｍ以上の古馬ＯＰ・重賞での世代別成績は以下の通り。

４歳〔５.２.３.21〕
５歳〔５.３.６.26〕
６歳〔２.１.２.29〕
７歳以上〔１.７.２.54〕

　明け４歳馬が年長馬と互角に走れるようになってきた。それならばこのグループからはリアルスティール１頭を押さえたい。また、○と▲の扱いも年齢を加味して５歳馬のイスラボニータを○、６歳のロゴタイプを▲とした。

結論

◎ドゥラメンテ
○イスラボニータ
▲ロゴタイプ
△リアルスティール