土日月の重賞3つで押えておくべき馬を一挙紹介【サウジアラビアRC・毎日王冠・京都大賞典】

調教班レポート
サウジアラビアRC毎日王冠京都大賞典

 凱旋門賞、スプリンターズSがあった先週と比べると物足りないが、今週は東京、阪神で3日間開催があり、3日間それぞれ重賞が行われる。まず土曜東京11RサウジアラビアロイヤルC。注目はシルヴァーデューク(栗東:西村厩舎)。レースセンスが良く、追ってもシッカリと反応でき、大崩れしないタイプ。左回りの方が走りっぷりも良く、この中間の仕上がりも上々。ノッキングポイントは強敵だが、この馬もどんな走りを見せるか楽しみ。

シルヴァーデューク

2戦の内容が秀逸なシルヴァーデュークが一発狙う!

日曜東京11Rの毎日王冠で楽しみなのは、ジャスティンカフェ(栗東:安田翔厩舎)。重賞勝ちがなく格的には下かもしれないが、末脚の破壊力は相当なもの。久々でも仕上がりは良く、ここで一発があっても不思議はない。

ジャスティンカフェ

末脚鋭いジャスティンカフェ(写真:奥)が強豪一蹴へ!

そして、最終日の月曜は阪神で京都大賞典が行われる。開幕週というのは気掛かりだが、中間の気配が良い昨年の2着馬アリストテレス(栗東:音無厩舎)の復活の走りを期待したい。(栗東調教班:市場丈也TM)

筆者:


1980年大阪生まれ 2018年入社。栗東時計班。予想は過去のレース内容を重視しつつ、攻め馬で動いた馬にも注目。馬券は、基本単勝が付けば、付かないなら馬連でというスタイル。