【小倉牝馬Ｓ】前走着順「完全スルー」で買える２頭 　“アリスヴェリテ外枠”がもたらす展開利も

小倉牝馬Ｓ：とっておき推奨馬

ひと味違うチーフの狙い　小桧山ＴＭ

シンティレーション

「初のＧI出走となった前走こそ珍しく崩れてしまったが、直線での不利が致命的だったものであり、評価は落とせない。スローだった２走前の府中牝馬Ｓで上がり最速タイの２着も立派だったが、３走前にも新潟外回りではレアな厳しい流れとなりながらトロヴァトーレを封じたように、粘り強い末脚が武器の馬。今回は先手を主張するアリスヴェリテが外枠を引いたことで、開幕週でもタフな流れとなりそうなだけに、展開面でも持ち味を生かるはずだ。小回り、コーナー４回も全く問題はなく、勝負になると判断した」

府中牝馬Ｓでのキレ味が印象深いが、本来は粘り強い末脚が武器のシンティレーション

全開フルスイング　板子ＴＭ

キミノナハマリア

「11着に敗れた前走のエリザベス女王杯は、“この馬向きの馬場ではなかった”と鞍上も振り返る状況だった中で１秒差に踏みとどまったのなら、けっして悪くはない内容だったもの。３走前、３勝クラス勝ち時の２着馬マイネルエンペラーが、先週の日経新春杯で３着と好走したことを考えれば、牝馬同士のＧIIIで通用する下地はあるはずだ。４走前の福島牝馬Ｓこそ不利に泣いたが、当時とさほど変わらないメンバーレベルなら、チャンスも十分と見た」