秋華賞で3着マキシマムドパリに◎を打った編集長 菊花賞の狙い馬は…

優馬編集長日誌
菊花賞

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現在の軸候補は…

 これらの馬から軸馬を決めようとも思っていたが、しかし、例外的にジュンツバサは穴っぽい。ここまでキャリア4戦だが、2ヶ月以内のレース間で出走したのは3戦目だけで、その3戦目が高UK値なのだ。2ヶ月以内の出走=順調に使えたレースと仮定すると、ジュンツバサの “順調時における高UK値率” は100%。サンプル数が1しかないだけにアテにできたものでもないが、底を見せていない不気味さは感じる。父であるステイゴールドの産駒には菊花賞馬であり春の天皇馬でもあるゴールドシップ、春の天皇賞を2連覇したフェノーメノ、そして3冠馬オルフェーヴルなどの長距離活躍馬。そういうことなら、この際、高UK値をマークした距離が1800mであってもいいではないかと思っている。

 他ではリアファルの高UK値率も100%に準ずるものがある。この馬は芝の2戦ともが高UK値。ダート戦での高UK値がないために “順調時における高UK値率” は100%にならないが、”芝での高UK値率” は100%になる。出走予定馬の中においては最も長い距離で高UK値があるということでも注目に値する。人気になりそうなところが不本意だが、馬券からは外せない馬だと感じている次第。

 マッサビエルも あげておこう。この馬は ここまで5戦。休養明けの2戦を除く3戦のうち2戦で高UK値をマークしている。そして、その3戦の着順は1、1、1着。”順調時における高UK値率” は100%ではないが、”順調時における勝率” は100%となるわけだ。高UK値をマークした距離はリアファルの次に長い2300mでもあり、これも気になる存在である。

リアファル

芝に路線変更して2戦2勝のリアファル(撮影:日刊ゲンダイ)

それでは最後に先週の高UK値馬を

上田一幸

筆者:


1967年、滋賀県生まれ。大学卒業と同時に入社し、一貫して編集畑を歩む。予想も馬券も徹底した穴狙い。この仕事に携わる以上、馬券購入は義務であると考え、入社以来、馬券を休んだ日はない。現『優馬』編集長。

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