ダノンキングリー、お釣りを残した仕上げが「好印象」のなぜ?

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中山記念

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ダノンキングリーは「GI馬に見劣らぬ能力」がGood

最終ジャッジは俺に任せろ 本紙担当・武井TM
「カレンブーケドールを封じた新馬戦にはじまり、皐月賞3着、ダービー2着。更に毎日王冠ではインディチャンプをはじめとした錚々たる相手をアッサリ差し切っており、5頭のGI馬が揃ったここでも明らかに能力は見劣りません。立て直されて、実績のあるコースとなるここは巻き返し必至と見ました」

ダノンキングリーは「お釣り残し」がGood

僚紙・競友の目利き調教班 前田TM
「美浦での乗り込み量が少ないのは、これまでと一緒で特に問題はありません。放牧先でもある程度乗ってきているはずですし、そもそもがムダ肉のない前向き過ぎるくらいの馬ですからね。実際に、1週前には大外を回って65秒台と、水準を3秒ほど上回る猛時計をマークし、この時点でもう仕上がったと見ます。その後の2本をラスト重点にとどめてお釣りを残せたというのが、テンションの上がりやすいこの馬には良い方に出た印象で、最終追いでも近2走時のような気負う面も目立ちませんでした。能力発揮に支障がない仕上りでしょう」

ダノンキングリーは「陣営の感触」がGood

萩原厩舎担当 小島TM
「馬体は休養前より増えての出走になるかと思いますが、成長分もありますし、いい体つきになっています。初戦も含めて休み明けは2戦2勝のパーフェクトなら、むしろ使い込むより久々の方が走るタイプとすら言えます。もちろん、この先へ向けて目一杯の仕上げではないですが、同じ使い出しで勝った毎日王冠当時のデキにはありますからね。他の有力馬に比べて斤量面でも有利ですし、厩舎への取材の感触も実に良かったですよ」

ダノンキングリー

ダノンキングリーは能力発揮に支障のない仕上り(撮影:日刊ゲンダイ)

ダノンキングリーは「中山コース」がBad

先祖譲りのへそ曲がり 編集・デスク
「過去の中山での2戦が、2歳暮れのひいらぎ賞勝ちと、皐月賞3着なら、コース相性がいいと見るべきかもしれないが、ともに能力でカバーしたものと俺は思っているんだ。後方一気に凄い脚を使った毎日王冠やダービーの走りを考えても、ベストは東京コースの馬で、前走のマイルCSにしても敗因は距離ではなく、最内枠で立ち回りに器用さが求められる競馬になったためではないだろうか。その仮説が正しければ、何より器用さが求められる中山コースで、相手にもGI馬が揃ったとなると、結果はおのずと知れるはずだな」

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