爆発的の末脚は父ドゥラメンテ譲り？ ヴァリアメンテに★６つ

この先の「変化」も楽しみな１頭　ヴァリアメンテ

12/26(土)阪神4R 2歳新馬 芝1800m外
ヴァリアメンテ　牡　馬体重：460kg
★★★★★★　6点
騎手：藤岡佑　厩舎：(栗)中内田
生産：社台コーポレーション白老ファーム
馬主：G1レーシング
父ドゥラメンテ
母ヴァリディオル（Dynaformer）

スタートは可もなく不可もなく、道中は折り合い重視で中団馬群から。レースの上がり３Ｆが11秒3－11秒2－11秒7という終い勝負で、自身は上がり３Ｆ33秒7の末脚で差し切りＶ。ハナ差での勝利だったが、前有利、内有利の展開だったことを考えると、着差以上の強さ。将来性も含めて、今後が楽しみな走り。２歳リーディング２位、新種牡馬ではトップに輝いた父ドゥラメンテに、大きなタイトルをプレゼントする可能性も十分ある。

大外から末脚を伸ばしたヴァリアメンテがデビュー勝ち

馬体診断

460キロと標準的な馬体重だが、前後にまとまりがあって、筋肉のボリューム感や弾力を感じさせる全体的なシルエット。それでいてユッタリした歩様、実際のストライドも大きく、1600ｍ～2000ｍまで、守備範囲は比較的広いタイプ。もうひと絞り出来そうな印象もあり、上積みも十分。

血統診断

父ドゥラメンテは皐月賞・ダービーを勝ったクラシック二冠馬。母ヴァリディオルは未勝利だが、本馬の半姉に関屋記念３着、ターコイズＳ２着のアンドラステがいる。1800ｍもこなせるマイラーというイメージで、パワーと瞬発力の生きる中山・阪神コースなどが得意条件だろう。

将来性まとめ→レースぶりや血統面から、ゆくゆくはマイル路線でも楽しめそう。パワーと瞬発力に優れたタイプで、伸びしろも大きい。