「フィエールマンの再来!?」ラジオNIKKEI賞からの直行でヴァイスメテオールに一発の魅力!【菊花賞】

想定班レポート
菊花賞

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 今年のGIは先週まで14レース行われたが、関東馬が7勝2着7回3着4回、関西馬が7勝2着7回3着10回とほぼイーブン。ひと昔前は西高東低と言われ、特にGIでは関西馬の活躍が目立っていたが、近年は関東馬の活躍も多い。皐月賞馬、ダービー馬が不在でどの馬にもチャンスがありそうな今年の菊花賞。関東馬は6頭出走するが、なかもで個人的に注目しているのはヴァイスメテオール

ヴァイスメテオール

ラジオNIKKEI賞を完勝し、菊花賞へ挑むヴァイスメテオール

 前走のラジオNIKKEI賞が“強い!”の一言。前半1000m60秒7のスローペースで、逃げ・先行馬3頭が2~4着に粘る展開。それを中団追走から勝負所で徐々にポジションを上げていき、直線ではアッサリと抜け出して終わってみれば後続に2馬身半差をつける完勝劇だった。

 

今回は休み明けになるが、入念に乗り込まれ一追い毎に良化。状態の良さが伝わってくるほどの動きを見せている。

「夏と比べてそこまで成長した感じはないですが、順調に調教を積んで具合は良いですよ。最終追い切りでもいい反応で、ゴール板を過ぎてからもしっかり走れていました。距離はやってみないとわかりません。ただ、前走は出していった分1角の入りで少し噛みましたが、その後は問題なかったですし、前走のように内で無駄に脚を使わなければ。あとは、普段は素直で扱いやすい馬で問題ないのですが、競馬に行くと気が入るところがあるので、そこだけですね」と鞍上の丸山元気騎手。

ヴァイスメテオール

ヴァイスメテオールは丸山騎手を背に入念に調整されている。

 先週は雨や風の影響もあったかもしれないが、この阪神開催は全体的に上がりがかかっている印象で、そういう馬場はこの馬にはピッタリ。ラジオNIKKEI賞組からの直行は、過去にフィエールマンが菊花賞を制覇。鞍上が希望する内枠こそ当たらなかったが、どこかでインに潜り込み折り合って運べれば、一発あっても不思議ではないとみる。

フィエールマン

ラジオNIKKEI賞からの直行ローテで菊花賞を制覇したフィエールマン

 

筆者:


1982年北海道生まれ 2007年入社。美浦の厩舎取材を担当。予想スタイルは基本的に能力重視で堅めだが、ヒモ穴狙いも多々。あとは取材の感触も大事に。馬券は絞って買うことが多い。幼い頃から自宅近くの帯広競馬場へばんえい競馬を家族や親戚と見に行ってきたことが、この世界に入るきっかけ。

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