【フェブラリーS】自身4年ぶりのGI制覇へ 鞍上が闘志を燃やす馬とは
チャンスを与えてくれた師に恩返しを
年明けから先週まで平地重賞競走は16レースを消化したが、何と1番人気馬の勝ち星はゼロと受難が続いている。今年最初のGIレースをスカッと当てて幸先のいいスタートを切りたいところだが、一長一短のあるメンバー構成だけに今週も一筋縄ではいかないような気も…。
フェブラリーステークスは充実著しいテイエムサウスダン(栗東・飯田雄厩舎)を狙ってみたい。普段の調教から手綱を取っている岩田康騎手にじっくり聞いてみたが、「筋肉量・瞬発力・持久力これら全てにおいて力を付けられた。映像を見る限り、気持ちと走りがバラバラだった昨年の根岸ステークスと比べて今年は全く違うトモの踏み込みをしていたから」とこの一年での成長を強調。また「スタッフとも相談しながら厩舎一丸となって頑張ってきた成果も出てきた。この馬でチャンスを与えてくれた飯田雄調教師にも恩返しがしたい」と、秘めた闘志を窺わせてくれた。

前走の根岸Sで中央での重賞初制覇を飾ったテイエムサウスダン
悔いの残らない目一杯の仕上げで
追切りについても「再度の東京輸送で疲れを残さないことを考慮しつつ、悔いの残らないように目一杯仕上げた」と、坂路で終い11秒台と抜群の反応を見せ好調ぶりをアピール。距離に関しても「距離が長いとかは人が勝手に決めているだけで馬はもつだろうし、もたすという気持ちで挑んできます」と独特の言い回しで不安説を一蹴。岩田康騎手とのコンビでは5戦4勝、唯一敗れた3走前の武蔵野Sも落鉄が敗因という事なら内容的にはほぼパーフェクトと言えるもの。完全に手の内に入れたジョッキーが自身も4年ぶりとなるGI奪取へ燃えている。(栗東想定班・広田晶彦)

力強い脚取りで抜群の反応を見せたテイエムサウスダンの最終追い
細川TM

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