優馬編集長日誌 2月18日号「フェブラリーS」
すいませんでした
柄にもなく人気馬を軸にしたことが悪かったのか。先週の京都記念は軸馬として勝負したレーヴミストラルが惨敗してしまった。馬場が悪かったなどの理由はあるにせよ、12着の着順にはガッカリ。ハッピーバレンタインになるはずだったのだが…。
とはいえ、結果は4歳馬のワンツー。”まだ主役が現れていない古馬の中長距離路線は新勢力、そこで4歳” という考え方は、あさっての方向ではなかったと納得しておくことにしよう。”ベガはベガでもホクトベガ” などというレースが過去にあったが “4歳は4歳でも” 勝ったのはサトノクラウンだった。安易にレーヴミストラルにとびついてしまったことを反省。
懲りずに4歳?
今週の競馬に目を向けよう。日曜は東京でGI・フェブラリーS。このレースも今のところ 新勢力で攻めたい気持ちでいる。ダート路線でも今年の4歳世代はソコソコ期待が持てると 以前にデータで示したことがあったと思うが、フェブラリーS自体も新旧交代の確率が高いレース。東京ダートの1600mという舞台が その可能性を高めているのだと思う。というのも、東京ダート1600mは直線が長いためスタミナが必要であるが、距離が1600mということでスピードも要求される舞台。スピードでは一般的に高齢馬よりも イキのよい若い馬。そういう意味で暮れに行われる1800mのダートGI・チャンピオンズCより、新旧交代の確率は高くなると考えられるからだ。過去10年のフェブラリーSを振り返ってみても 勝ち馬の年齢は4~6歳。7歳以上の馬の勝利はなく、世代交代の雰囲気が感じられる。すでに昨年のチャンピオンズCで新旧交代の雰囲気が感じられるところもあったが、ここで若い4歳馬が引導を渡すことになるのか。その辺りも含めて今年のフェブラリーSは興味深い。
京都記念のレーヴミストラルで失敗してしまったので、フェブラリーSは “4歳でノンコノユメ、モーニン” などと早めの決断は避けよう。結局、この2頭のどちらかになる可能性もあるが “4歳は4歳でも” の仕打ちが怖い。出走予定馬にはスーサンジョイ、ホワイトフーガなど、他の4歳馬もいるではないか。この他にも4歳馬ではゴールデンバローズ、サージェントバッジの登録があるが、この2頭は今のところ除外で出走が叶わない状況。ちなみにゴールデンバローズ以外の4歳馬には前5走以内に高UK値の記録がある。
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