チャンスザローゼスに★7つの高評価「まだまだ進化する可能性は高い!」【2歳馬チェック】
奥のある薔薇一族の末裔 チャンスザローゼス
9/10 (土) 中京2R 2歳未勝利 芝2000m
チャンスザローゼス 牡 馬体重:480kg
★★★★★★★ 7点
騎手:川田将雅 厩舎:(栗東)中内田充正
生産:ノーザンファーム
馬主:藤田 晋 氏
父:エピファネイア
母:ヴィンテージローズ(ゼンノロブロイ)
デビューは、毎年クラシック戦線を狙う素質馬たちがこぞって集結する宝塚記念当日の芝1800mの新馬戦。勝ったカルロヴェローチェは正攻法の競馬で完勝といえる勝ちっぷりだったが、道中から鞍上を手こずらせながら直線もほぼ本気で走ることなく、潜在能力の高さだけで2着に好走した馬がいた。それが同馬だ。この新馬戦の組は3~5着馬が既に勝ち上がっているように、ハイレベルな一戦。そこから間隔をあけて臨んだ2戦目だったが、道中は後方から折り合いに専念。2コーナー過ぎで外から来られるシーンもあり、頭を上げる所こそあったが、初戦より我慢は利いていた。勝負所から外々を進出し、持ったままで抜け出すと、体を使い切れていないフットワークながらも肩ムチ数発で、一気に突き抜ける完勝劇。上がり3Fもメンバー最速の33秒5を楽々とマーク。他の馬より1秒以上も速い上がりでまとめた内容からもここでは力が違いすぎた。心身のまとまり次第ではクラシックを十分に狙える好素材。
・馬体診断
デビュー戦からマイナス4キロで推移し、馬体重は480キロ。相変わらず均整のとれた好馬体が目立ち、軽い馬場で瞬発力を生かす形がベストなタイプに映る。馬具は操縦性の面を考慮してか初戦の丸ハミから、2戦目はリング部分が固定されたDビットへチェンジ。搭載しているエンジンはかなりのモノがあるだけに、改めて気性面の成長が今後の課題となりそうだ。
・血統診断
父エピファネイア。母はヴィンテージローズで、母の父は先日逝去したゼンノロブロイ。重賞勝ちのほかオークス4着、秋華賞3着と一線級でも活躍したロゼカラーを祖母に持ついわゆる薔薇一族。その一族からは朝日杯FS、ジャパンCを勝ったローズキングダムやオークス、秋華賞、エリザベス女王杯で2着したローズバドが名を連ねる。血統面から2000~2400mといった距離で活躍を大いに期待できそうだ。
【将来性まとめ】→ 今年の2歳戦で、リバティアイランドやダノントルネードといったインパクトの強い勝利が目立つ「川田騎手×中内田厩舎」。その名タッグから、新たなスター候補が2戦目で待望の初勝利。こちらはまだ粗削りで課題は残すが、その分伸びしろは大きく今後の成長が楽しみ。潜在能力の高さだけなら僚馬たちにもヒケを取らないモノを秘めている。
宮崎(競友)
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11/30(土)中山12R
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