優馬編集長日誌 5月12日号「VMはUK値で」
UK値なら どうだろう
これといったデータか見つからないのなら、UK値に注目してみよう。前5走以内に高UK値のある馬、あるいは高UK値に近い数値を出している馬は7頭いた。五十音順に、まずはココロノアイ。この馬は5走前のチューリップ賞で高UK値に近い値をマークしている。だが、この5走前というのは1年以上も前。賞金の関係で、水曜時点では除外される可能性も高い。出走してくれば△ぐらいは打とうと思うが、重い印は いかがなものか。
次にシャルール。この馬は4走前の2000mで高UK値。3走前と2走前の1800mで高UK値に近い値。マイル戦(1600m)に勝ち鞍はないが、ヴィクトリアマイルの東京1600mは中距離レベルのスタミナを必要とする舞台だ。これは本命候補の一頭。
ストレイトガールは5走前のヴィクトリアマイル(1年前)が高UK値に近い値での勝利。2年前のヴィクトリアマイルでも3着に好走している。7歳という年齢が引っかかるところではあるが、芝1600mにおいて0.5秒以上の着差で敗れたのは休み明けの前走だけ。侮れない存在に思える。
スマートレイアーは前走の阪神牝馬S(1600m)が高UK値に近い値。2ヶ月ぶりのレースだったことを考慮すると、高UK値と同等の評価をしてもいいのではないか。前2年のヴィクトリアマイルは8、10着だが、目下1600mにおいては3連勝中。その中には牡馬相手の東京新聞杯(GIII)も含まれているのだから有力候補としないわけにはいかない。
トーセンビクトリーは前走の難波S(1600万・1800m)が高UK値。重賞勝ちのない馬だが、休み明けのレースで牡馬相手に高UK値を記録した点を評価したい。だが、今のところ出走できるかは抽選待ち。出走してくれば重い印を打ちたいと考えている。
マジックタイムは5走前の1600mで高UK値。その5走前は1000万の平場のレースだけに過大評価できないところもあるが、前走は牡馬相手に重賞勝ち。食指が動く。
最後にミッキークイーンは前走の阪神牝馬S(1600m)が高UK値。オールラウンダーといっても、1600mよりは中距離と感じていた馬だが、前走のキレ味を見せられては考えを改めざるを得ない。ましてやヴィクトリアマイルは中距離レベルのスタミナがいる東京1600mが舞台。人気が予想されるだけにオッズとの相談もあるが、最低でも重い印を打たねばなるまい。
それでは最後に先週の高UK値馬を
宮崎(競友)
阪神ジュベナイルF(GI)
払戻金 49万7300円
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武井TM
阪神ジュベナイルF(GI)
払戻金 18万7650円
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三代川編集
香港マイル(GI)
払戻金 40万3700円
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土屋(競友)
カペラS(GIII)
払戻金 17万4600円
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宮崎(競友)
チャンピオンズC(GI)
払戻金 54万1500円
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