宝塚重要ステップ鳴尾記念、攻略のポイントは「若さ」と「実績」
昨年はラブリーデイがこのレースを勝利、その勢いのままに宝塚記念も手に入れてみせた。6月に移設されて今年で5年目、宝塚記念への重要なステップである。
4~5歳馬が中心
以前は年末の阪神外回り1800mで行なわれていたが、2012年から6月に移動、条件も内回り2000mへと変更された。以降の過去4回で最も特徴的なのは年齢別の成績。
年齢別成績(過去4年)
4歳〔1.1.2.2〕
5歳〔3.1.1.4〕
6歳〔0.1.0.14〕
7歳〔0.1.1.11〕
8歳〔0.0.0.5〕
圧倒的に4~5歳馬が有利である。特に4歳馬はクラス再編直後でもあり、それでも重賞に出てくるということは元値の高い馬であるということ。馬券を外した2頭にしても、どちらも3着馬とはハナ差の4着であり、信頼度はかなり高いと言える。
今年のメンバーでは4歳馬はヤマカツエースただ1頭。ちなみに5歳馬はステファノスとアズマシャトルの2頭である。
ポイントは前走の格と右回り実績
馬券に絡んだ馬の前走のレースはバラバラで狙いは定めにくいが、ポイントとなりそうなのは前走の格。
前走クラス別成績(過去4年)
GI〔1.0.0.1〕
GII〔3.1.2.10〕
GIII〔0.2.2.11〕
OP特別〔0.1.0.14〕
1600万〔0.0.0.1〕
前走で強いメンバーと戦っていた馬がGIIIのここでアッサリと勝利、イメージとしてはこんな感じか。過去4年の1~3着馬全頭にOP連対実績、12頭中11頭に重賞連対実績があったということも、併せて覚えておきたい。
もうひとつのポイントとして右回り実績が挙げられる。過去4年の1~3着馬の右回り勝利数の平均は「3.9勝」。それに対して左回り勝利数平均は「1勝」である。右回りより左回りの勝利数が多かった馬は2頭だけ、それも「3:2」、「4:3」という比率で、どちらかというと両利きタイプだった。
◎は4歳馬ヤマカツエース。前走の京都記念は2番人気に推されたが、馬場が特殊すぎたか。左回りでは0勝、右回りで5勝という典型的な右利き。右回りのコーナー4つの2000mという条件では、2~3走前にGIIIを連勝と条件は絶好。

昨年の覇者ラブリーデイと同じ道を歩みたいヤマカツエース(撮影:日刊ゲンダイ)
○はステファノス。2000m級のGIで2着が2回。実績は抜けているはずで、年末の香港以来の実戦だが、宝塚記念へ向けて格好は付けてくるはず。▲アズマシャトルはステファノスと同じ5歳馬で昨年の3着馬。こちらも久々になるが侮れない存在。
押さえには年長馬からも何頭か選んでおきたい。まずはGIIIを56キロで走れるのは魅力のサトノノブレス。パッションダンスは左回りで4勝、右回りで3勝だが、その3勝はすべて阪神でのもの。前述の「右回りより左回りの勝利数が多かった馬」の共通点は阪神コースで勝利経験があったこと。それなら十分に狙えるはずだ。
結論
◎ヤマカツエース
○ステファノス
▲アズマシャトル
△サトノノブレス
△パッションダンス
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