ノーステッキで他馬を切り捨てたロードクエストは重賞級の器
【優馬2歳馬チェック】
先週から始まった新馬戦。東西で土日に1鞍ずつ、計4鞍の新馬戦が行われ、来年のダービーに向けた戦いが幕を開けた。1番人気が全て敗れるという波乱ではあったが、日曜の東京で勝ち上がったロードクエストのレースぶりは中々のモノで、この先も期待できそうだ。
出遅れ不問 非凡な瞬発力アリ ロードクエスト
6/7(日) 東京5R 2歳新馬 芝1600m
ロードクエスト 牡 馬体重:444kg
★★★★★★★ 7点〔GIIIクラス〕
騎手:M.デムーロ 厩舎:(美) 小島茂
生産: 様似堀牧場
父マツリダゴッホ
母マツリダワルツ(チーフベアハート)
出遅れて後方から。抑え切れない手応えで道中もジリジリと差を詰めていき、大外を進出。直線に向いても追い出しを待つ余裕を見せ、ゴーサインが出されるとノーステッキで他馬を切り捨てた。勝ち時計1分35秒7はこの時期の新馬では一歩抜けたもので、自身の上がり3F33秒2も相当に優秀。
関係者の声
小島茂師 「距離はもっとあった方がいいと思うけど、1600mにも対応可能。いいモノを持っている」
馬体診断
パドックでは力強い踏み込みに加えて、スナップの利いた脚捌きが目立った。いかにも瞬発力のありそうなタイプ。440キロほどの馬体だが、数字以上に大きく見せ、馬体に幅もある。距離は延びても問題なく、当然ながらまだまだ成長の余地も残している。
馬券の狙い目→1600~2000mのOP・GIII、東スポ杯2歳Sなど
血統診断
兄弟や近親に目立った活躍馬はいないものの、4代母のクレアーブリッジからはサクラクレアーが出ている。サクラクレアーは天皇賞(秋)を制したサクラチトセオー、サクラキャンドル(エリザベス女王杯)、サクラメガ(サクラメガワンダーの母)の母。母父がダンジグ系という血統構成はアルマワイオリ(朝日杯FS2着)と同じ。早熟性と持続性を兼ね揃えている可能性もあり。
馬券の狙い目→共同通信杯
久光TM
凱旋門賞(GI)
払戻金 19万1600円
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土屋(競友)
毎日王冠(GII)
払戻金 16万4600円
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持木TM
スプリンターズS(GI)
払戻金 11万0430円
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菅TM
キーンランドC(GIII)
払戻金 114万8250円
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