ノーステッキで他馬を切り捨てたロードクエストは重賞級の器

優馬2歳馬チェック
共同通信杯ファンタジーS東京スポーツ杯2歳S

勝負強さが光る ペルソナリテ

6/6(土) 東京5R 2歳新馬 芝1400m
ペルソナリテ 牝 馬体重:400kg
★★★★★ 5点〔1600万クラス〕
騎手:丹内 厩舎:(美) 相沢
生産:ビッグレッドファーム
父ステイゴールド
母マイネアルデュール( アドマイヤコジーン )

スタート直後に寄られて中団後ろからの競馬。直線では内を突いて巧く捌いてきた。末脚は最後までシッカリ、ゴール前で外から詰め寄ってきた後続を何とか凌ぎ切った。底力は十分。

内から鋭い脚を見せたペルソナリテ(撮影:日刊ゲンダイ)

内から鋭い脚を見せたペルソナリテ(撮影:日刊ゲンダイ)

関係者の声

相沢師 「小さい馬だけど、動きは良いし気性も新馬向き」

馬体診断

400キロほどの小柄な牝馬だが、線が細すぎるといったほどではない。むしろスッキリ仕上がっていた。身のこなしは柔らかく、マイル戦くらいまでなら十分こなせそう。
馬券の狙い目→ファンタジーS

血統診断

母は芝1200mで3勝、本馬の兄も芝1200mで2着2回という短距離志向の血統。小柄なステイゴールド産の牝馬で新馬戦スタート週の勝ち上がりといえばレッドリヴェールが思いつくが、母方にノーザンダンサーのクロスがある点は一緒。ステイゴールド産の牝馬の活躍馬にはこのパターンが多く、ノーザンダンサーのクロスによって底力が補完されているのだろう。休み明けや牡馬が相手などの条件で力を発揮するタイプか。
馬券の狙い目→休み明け、牡馬混合戦