エアアルマス取消も、本紙中邑は繰り上がり本命馬に自信!

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シンザン記念

急遽の本命馬取り消しで風雲急? 上位は俄然拮抗ムードに

デスク「しかし、参ったな。1番人気の予測もあったエアアルマスが、枠順発表前の土曜朝に急遽取り消してのてんやわんや。本紙中邑も◎の予定だったようだが」

中邑「そうですね。前走の大楽勝で、ほぼいけると見ていたんですが…。ただ、替わって◎に指名したアーモンドアイの前走も、エアアルマスに優るとも劣らない勝ちっぷりでしたからね。これはこれで自信がありますよ」

田崎「僕もアーモンドアイに魅力を感じます。前走はほとんど追わずの楽勝でしたし、超長距離輸送や牡馬相手のハードルも一気にクリアできる器だと思いますよ」

守屋アーモンドアイの新馬戦は、中団後ろの馬群で包まれて勝負どころでも動けず脚を余した形でしたが、距離不足も明白でした。ただ、このレース選択はルメール騎手の都合もあってのもので、前走の楽勝ぶりを見ると最初からマイル以上を使っていれば黒星は付かなかったのかもしれませんね。勝ったあとは放牧に出し、昨年秋での復帰も考えていたそうですが、“少し体が淋しく映って、無理をせず牧場でジックリ立て直してもらっていた。12月上旬に美浦トレセンに帰厩し、ここを目標にしてきたが、馬体に張りもあるし状態面に不安はないよ。最終追いも調教駆けしない相手とはいえ、古馬相手に楽に先着したしね”と国枝師はご満悦の表情でした。直線の長い京都の外回りコースなら能力をフルに発揮できそうですし、馬群の捌き方や立ち回りひとつで勝機もありますよ」

アーモンドアイ

ロードカナロア×フサイチパンドラという血統も魅力のアーモンドアイ(撮影:日刊ゲンダイ)

桜井「僕も厩舎担当として素直にエアアルマス◎の予定でしたが、取り消したとなると、実績上位ファストアプローチの出番でしょうね」

馬場ファストアプローチは、このメンバーなら負けられませんよ。前走の朝日杯FSは、勝ち馬が別格の強さを見せた一戦でしたが、結果的に前の組には不利な流れになったことを考えれば、6着でも評価はできます。大型馬らしく叩いた上積みは十分にありますし、関西への遠征も距離も2度目なら期待していいはずです」

デスクファストアプローチは、穴党の菅も◎なんだな」

「今年もこれならやれるという馬に◎印を打って祈るスタイルは変わりませんよ。単勝1倍台のキタサンも単勝100倍の馬も、同じ“やれる”というチェックの◎ですし、単なる穴狙いではないので…。関西にこれならという馬がいないのなら、いつも通り状態の良さそうな関東馬へ、というパターンですね」

デスク「メンバー唯一の重賞勝ち馬で、朝日杯でもそのファストアプローチに次ぐ7着だったカシアスはダメなのか?」

「ダメというわけではないんですが、“やれる”と思えるほどの手応えがあるわけでもないですし…」

吉田「終い重点の追い切りとはいえ、ラスト1ハロンが11秒台やったら、状態自体はエエと思いますが」

田崎「朝日杯でのカシアスは、けっして悪い内容ではなかったと思うんですが、やはりマイルは長いという印象を受けましたね。加えて、賞金で加算された57キロを背負わせられては…」

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