エアアルマス取消も、本紙中邑は繰り上がり本命馬に自信!

優馬TM座談会
シンザン記念

秋華賞「47万8800円」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

10人寄れば10通りの狙い目が 波乱を演出するのはこの馬だ

持木「僕はカフジバンガードが狙い目と見ます。超スローに流れた前走が、キッチリと折り合って着差以上の勝ちっぷりだと思いますし、ビュンビュン飛ばす馬も見当たらないここは、センスの良さを生かせるのではないでしょうか。調教の動きも素軽さを増していて、状態も申し分ないですね」

加茂カフジバンガードは、ここまで5戦のキャリアも大きな武器となるやろな。いいポジションで競馬ができて、地力を付けて前走のような速い上がりも使えるようになったんやったら、ここでも勝負になりまっせ」

瀬古「未勝利での勝ちっぷりからカフジバンガードには道悪巧者のイメージもあったんですが、前走はそれを払拭する瞬発力を見せましたよね。デビューから一度も放牧に出されることなく使われ続けている馬ですが、“更に良くなっている感じ。乗り手の指示通りに動けるし、前走で初めて手綱を取った藤岡康騎手も乗りやすいと言っていた”と、担当の金折助手も楽しみな様子でしたよ」

カフジバンガード

すでに5戦している経験値も魅力のカフジバンガード(撮影:日刊ゲンダイ)

須藤「僕は、未勝利勝ち上がり組ですが、ブランモンストルも相当な器だと見ています。2戦目は勝負どころでの反応が初戦とは見違える良化ぶりでしたし、想像以上に瞬発力があって、もう少し速い時計の決着にも対応できそうです。馬体面からもまだ良くなる馬だと思いますよ」

瀬古スターリーステージも、勝ち上がりに4戦を要したとはいえ、4年前の覇者ミッキーアイルの全妹で、秘めた能力には確かなものがあります。その兄も担当していた平井助手は“兄とはタイプが違ってエンジンのかかりが遅いので、余裕を持って追走できる外回りの方がレースはしやすいです。馬も使うごとにドンドン良くなっていますし、ここでどんな走りができるか”と、期待している様子でした。デビュー戦の相手はデイリー杯勝ちのジャンダルム、2戦目は出負けして折り合いを欠いたもの、3戦目の勝ち馬も続く500万を連勝したのなら、回り道となったのも仕方ないですからね」

福田プリュスも陣営の色気は相当なモンやで。“スタートは良くなかったが、レースでは集中できていた”と松永幹師が振り返る前走は、同じ日の500万特別を1秒以上も上回る好時計で、血統背景からも期待していた陣営が改めて能力の高さを認識したそうや。間隔が詰まっとるさかい、中間の稽古がセーブ気味とはいえ、今週はそれなりに負荷をかけての追い切り。本当に良くなるのはもう少し先なんやろうけど、現時点でどこまでやれるかの楽しみは十分あるやろ」

広田ツヅミモンも、かなり奥のある素質馬です。前走は好発を控える形となりましたが、スローペースでもしっかり折り合えていましたし、内から2着馬に来られて反応が少し遅れたぶん、最後は首の上げ下げになってしまいましたが、内容的には完勝だったと言えます。大型馬だけに一度使った上積みは大きいですし、重賞のペースもかえって競馬がしやすくなるのでは。キャリア一戦で牡馬相手の重賞挑戦となりますが、そういう選択をしたこと自体、陣営の自信度も窺え、春に向けて結果も残しておきたい一戦だと思いますよ」

木谷「僕はこのメンバーだとアーモンドアイが1番強いと思うんですが、乗り替わりが気になりますしねぇ。どうせ乗り替わるならテン乗りじゃない馬、ヒシコスマーに期待したいです。朝日杯FSは力を出し切れませんでしたが、もう一度狙ってみますよ。で、デスクのお奨め穴馬は何ですか?」

デスク「いやぁ、面白くも何ともないんだが、俺の◎はアーモンドアイなんだ。のっけから東西とも本紙の◎と注目馬が被るなんて…」

木谷「今年のデスクはちょっと違うと言うことですか。ま、遠からずこちらへ帰ってきそうな気もしますが…」

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