4歳トップレベルのミッキー 対する武豊ゴールドアクターは「状態8分」
実績は断然 ゴールドアクターの取捨は如何に
西田「私は素直にゴールドアクターを狙います。有馬記念に日経賞、そして同じ舞台のオールカマー勝ちもある得意の中山での復帰戦ですし、いい頃に比べて気合い乗りこそ一息に映りますが、これは年齢を重ねた分とも取れます。出走にあたっての調整はしっかりこなせているので、実力通りの結果を期待しますよ」
デスク「取捨が難しい馬だと思うが、厩舎担当の西田の判断ということは、陣営もそれなりに強気なんだろうな」
西田「いえ、そこまでではないんですけどね。前走後にトモの疲れが取れず、昨年下半期のプランが白紙となったほどでしたが、無理に使わずジックリ立て直してきたのは正しい選択だったとはいえ、それでも陣営は“絶好調時に比べると7~8分”という感触なんですよ。ここから大阪杯→宝塚記念というプランで、ここで結果を求められるわけでもないですが、ここ2週とも長目から十分に負荷をかけた追い切りを消化してますし、あとは地力でカバーしてくれるのでは、と思った次第です」
小島「負荷がかかっていたとはいえ、僕はゴールドアクターの最終追いの動きが物足りないものに映りましたね。久々は苦にしないタイプとはいえ、ここが叩き台の意味合いを持つのは明らかですし、それでもメンバーが手薄なゆえに人気になるのなら、買いたくないですよ」
佐藤直「俺も、ゴールドアクターは、ようやく8分に届いたかな、という程度の仕上りと見ているけど、宝塚記念の時も直前までは本調子に欠ける動きだったのに、最終追いでガラリ一変したからな。◎には推せないけど、だからと言って無視はできないぞ」
伊利「ここまで名前の挙がった上位人気の3頭には、それぞれに危うい点も抱えていて、先週の日経新春杯でも準オープンを勝ち上がったばかりのパフォーマプロミスが制したことを考えれば、レジェンドセラーで通用するのではないでしょうか。父ルーラーシップは、6年前のこのレースで3馬身差の圧勝を演じてますから、舞台適性も十分あるはずです」
西田「そのレジェンドセラーの前走は、エンジンのかかりこそ遅かったものの、最後まで集中力が途切れずにハナ差凌いだものでしたが、心身ともに成長して馬自身も勝つ競馬を習得した印象を受けましたね。2戦続けて関西へ遠征しながら馬体が増え続けているのも成長の証だと思いますし、伏兵としては十分狙えますよ」
馬場「僕はトーセンビクトリーを狙います。ここ2戦のGIでは結果が出せませんでしたが、前走は直線での不利、2走前も満足に追えなかったもので、けっして力負けではありません。3走前の府中牝馬S5着は、上位馬のレベル相当高かったもので、4着だったクイーンズリングが有馬で2着に来たことを考えても、今回のメンバーなら十分通用していいでしょう」
目黒「陣営は“体調は悪くないが、牡馬相手の別定GIIでは厳しい印象。中山で重賞を勝っているとはいえ、甘くはない”と控え目でしたが…」
板子「ショウナンバッハは、陣営が“今回は勝ちを意識して臨む”と意欲十分でしたよ。メンバー2番目の上がりで伸びた前走は“外枠で立ち回りが難しくなったことが敗因”とのことですが、レースの内容は昨年の秋から着実に良化しています。以前よりトモがしっかりしたことで、極端な後方で構えなくても競馬ができるようになり、前走のように4角手前から促していく形でも末脚が最後まで鈍らなくなっています。中間の追い切りでも軽快な動きを見せているように、仕上りは申し分ないですし、台頭の余地は十分ありますよ」
デスク「だよな。俺の◎もショウナンバッハなんだ。さっき久光も言っていたが、レースを引っ張る逃げ馬がいて、ダンビュライトもゴールドアクターも前で運ぶタイプなら、ミッキースワローだって道中は後方だとしても4角では射程圏まで押し上げているはず。そんな前がかりの展開で、外から一気に…というパターンだな」
木谷「まことに残念ながら、僕の◎もデスクと同じショウナンバッハなんですよ。先週の日経新春杯の座談会のタイトルが“ポスト・キタサンブラックを探せ!”でしたけど、ここはキタサンブラックのお兄ちゃんの出番だと思ったんですが…」
デスク「俺と木谷の重~い◎のハンデを克服して勝てば、今年は本当にお兄ちゃんの年になるかもしれんぞ」
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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