ナゾの馬名でも末脚は鮮烈 黒から生まれた「赤の21」
圧巻の末脚は重賞級のジャッジ アカノニジュウイチ
10/27(日) 東京4R 2歳新馬 芝1400m
アカノニジュウイチ 牝 馬体重:438kg
★★★★★★★ 7点
騎手:藤岡佑 厩舎:(美) 尾関
生産:ノーザンファーム
馬主:岩切企画
父ブラックタイド
母データ(Roy)
出遅れはしたが、すぐに行き脚がついて中団の外目を追走。4角辺りから馬なりのままスルスルと外を進出していき、残り400m地点を過ぎた所で鞍上がゴーサイン。そこからあっという間に抜き去ると3馬身半差の快勝。ラスト2Fのレースラップが11秒0-11秒1で、自身の上がり3F32秒9という数字は出色と言える。抜群の瞬発力は重賞級と言ってもおかしくはない。なお、同馬主でアカノジュウハチ、別馬主名義でアカノジュウロクという馬がいる。ルーレットの目に由来する、という説がネットでは有力視されているが…
馬体診断
スッキリとした仕上がりで、パドックでの周回でもテンションは保てていた。とはいえ、小柄な牝馬らしく全体的な線は細目に映る。その軽さが逆にレースで見せた瞬発力を生み出している要因の1つでもあるが、馬場が重くなるのはハッキリとマイナスだろう。1400m戦でのデビューだったが、決して短距離馬という体型ではなく、距離は延ばしていっても良さそう。
血統診断
母はアルゼンチンのGIで2着が2回。母父Royはチリのリーディングサイヤーで、ミスタープロスペクターの直系種牡馬。本馬の半兄レノヴァールは中央4勝を挙げ、現OP馬。兄姉馬は全体的に芝の中距離で活躍しており、父がブラックタイドの本馬も守備範囲はそういった条件だろう。勝ち上がりは早いが早熟でもないのがもう1つの特徴。
馬券の狙い目→スタミナ面は未知だが、スピード&瞬発力はかなりのもの。スローペースの瞬発力勝負に滅法強いタイプ。良馬場の東京コース、中距離戦でも狙える。
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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