武豊キタサンは調教ランク3位! トップは大迫力の動きを見せたアノ馬

ジャパンカップ出走馬で、調教・最終追い切りでの評価が高かった馬BEST5をご紹介します。秋古馬三冠の2戦目、有力馬達の調整過程のジャッジは如何に…。全馬の最終追い切り時計や、パドックでチェックすべきポイントも掲載。それでは第5位からカウントダウンスタート!

調教BEST5
ジャパンカップ

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第5位 ラストインパクト

6)ラストインパクト
牡6 (栗)角居勝彦
[好気配]助手23日栗坂重(1回)
52.6 – 37.6 – 24.5 – 12.5 一杯に追
気配…A 動き…A 総合評価…84点
力強い動きで馬体のハリも上々。デキは上昇中。

中間はCWで負荷をかけ、坂路でも馬なりながら十分に乗り込まれてきた。最終追い切りは前走時とは違い、坂路追いを選択したが脚捌きは実にパワフル。単走追いで4F52秒6-1F12秒5という数字は目立つものではないが、活気ある動きで状態は確実にアップ。

前川助手「前回は放牧明けだったし、一度使った効果は大きい。普段の調教の段階から、右回りより左回りの方がスムーズ。前走より確実に上向いているね。」

パドックここをCHECK→前走は馬体面もそうだが、気持ちの面も大きかった印象。パドックから気合乗り良く周回できているかがポイント。

ラストインパクト

前走時とは違い坂路で最終追い切りを行ったラストインパクト(撮影:日刊ゲンダイ)

第4位 サウンズオブアース

12)サウンズオブアース
牡5 (栗)藤岡健一
[好気配]Mデムー23日栗CW重
(6)81.2 – 66.0 – 51.7 – 37.9 – 12.8 (7)G追先着
気配…A 動き…A 総合評価…89点
間隔はあくも入念に乗り込まれて体調は上向き。

最終追いは格下相手ではあったが、道中で3秒以上追走しての先着。併せた相手が仕掛けて詰め寄ると、こちらも仕掛けて鋭く反応、スッと突き放す中身の濃い追い切りを披露した。京都大賞典からやや間隔はあいたが、この時期に調子を上げるタイプで好状態。

藤岡健師「叩いて確実に状態は上向いているし、東京2400mも合っているので力を出し切ってくれれば。」
M.デムーロ騎手「春先と比べて硬さもないし、歩様もスムーズ。追い切りも良い動きをしていました。」

パドックここをCHECK→前走は太目。理想は昨年のジャパンカップ時(502キロ)くらいか。あとはスムーズに脚が運べていれば。

サウンズオブアース

鞍上M.デムーロの合図に鋭い反応を見せたサウンズオブアース(左)(撮影:日刊ゲンダイ)

第3位 キタサンブラック

1)キタサンブラック
牡4 (栗)清水久詞
[好気配]黒岩23日栗CW重
(6)85.8 – 69.3 – 53.7 – 39.3 – 12.3 (7)馬也先着
気配…A 動き…A 総合評価…90点
併せて余裕の動きで先着。デキに文句ナシ。

先週、CWで5F65秒0-1F12秒0とビッシリ追われて好時計をマーク。日曜日はモヤで測定不能だったが、CWでしっかりと動いていた。直前は微調整といった感じの併せ馬だったが、一際目を引く軽快なフットワーク。馬体のハリは申し分なく、デキに文句ナシ。

清水久師「先週の時点でほぼ仕上がっていたから、最終追いは終いサッと感触を確かめた。良い動きで息の乱れもないし申し分ない。」

パドックここをCHECK→前回はプラス2キロの割に余裕残しだった。馬体が絞れてパンとした状態なら今回も上位争いに。

キタサンブラック

馬なりでの追い切りながらフットワークは軽快だったキタサンブラック(手前)(撮影:日刊ゲンダイ)

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