【有馬記念・調教ベスト5】4位、5位には“とびっきりの穴馬”がランクイン!

調教BEST5
有馬記念

第5位 アサマノイタズラ

14. アサマノイタズラ 田辺裕信 騎手
牡3 (美浦) 手塚貴久厩舎
最終追い切り 田辺 22日美浦DW良
80.9 – 65.1 – 51.0 – 37.5-11.8 馬なり遅れ
(中2歳1勝クラス ヴァーンフリート馬なりに1/2馬身遅れ)
(外6歳3勝クラス ムスコローソ強目に1/2馬身先着)
気配…A 動き…A 総合評価…90点
はち切れんばかりの手応えで追ってからの伸びも鋭い。好仕上がり。

 約1ヵ月かけて乗り込んできており、この中間は今までになく丁寧に仕上げてきた印象。ウッドコースで2週続けて田辺騎手が騎乗し感触を確かめられたが、気配は上々。先週が唸るような手応えで抑えが難しい面もあったが、追ってからの伸び脚は抜群。1週前の時点で仕上がりに関しては万全。それでいて当週も3頭併せを意欲的にこなしており、この状態でレースへ臨めればアッと驚くシーンも期待できそう。

手塚師「前走のダメージも取れて、この中間はビッシリ攻められた。調教の動きも抜群に良いし、デキに関しては文句なしだよ」

アサマノイタズラ

田辺騎手が跨り、抜群の伸び脚を披露したアサマノイタズラ(写真:左)

 

第4位 パンサラッサ

2. パンサラッサ 菱田裕二 騎手
牡4 (栗東) 矢作芳人厩舎
最終追い切り 助手 22日栗東坂路良
51.0 – 37.1 – 24.2 – 12.2 馬なり
気配…S 動き…A 総合評価…92点
1週前のCW、最終追い切りの坂路ともに好気配が目立つ。

 1週前追い切りは菱田騎手が跨り、Cウッドコースで単走。自分からハミを取って、能動的に動けており鞍上との呼吸もバッチリ。最終追い切りでは、余力十分に坂路で51秒0をマークと連勝中の勢いをそのままキープできている。落ち着きが出て精神面でも成長しており、態勢は万全。

宮内助手「坂路での最終追い切りは予定より時計が速くなりましたが、無理して出したものではないです。馬なりでサーッと流しただけであの時計が出せるのは体調が良い証拠ですね」

パンサラッサ

“令和のツインターボ” パンサラッサが有馬で魅せる!

 

第3位 タイトルホルダー

16. タイトルホルダー 横山和生 騎手
牡3 (美浦) 栗田徹厩舎
最終追い切り 横山和 22日美浦DW良
82.5 – 65.7 – 50.8 – 37.0-11.6 馬なり遅れ
(中5歳2勝クラス ウォルフズハウル馬なりに1馬身遅れ)
(外2歳未勝利 パワーブローキング強目に1/2馬身遅れ)
気配…S 動き…A 総合評価…95点
折り合い面の進境が顕著。前走以上の気配で、心身の充実ぶりを感じる。

 基本的に単走で調教を行ってきた馬が、この中間は精力的に併せ馬を消化している所に心身の成長が感じられる。道中の我慢も利いて、その進境ぶりは顕著。中間に放馬するアクシデントはあったものの、馬に傷みはなく特に心配はいらないだろう。最終追い切りの遅れも併走馬を追い抜かそうとしていないだけで、何ら問題なし。むしろ併せ馬を課しても、ムキにならずに走れるようになった点は好感。菊花賞を勝って、更に大人になった印象。

栗田徹師「2週続けて新しくコンビを組む横山和生ジョッキーに跨ってもらった。中間にアクシデントはあったがその影響もなく、調教を消化できたし仕上りは良好だよ」

タイトルホルダー

今年キャリアハイの勝ち星を挙げた横山和生Jとの新コンビで挑むタイトルホルダー


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