58、59キロ背負う人気馬よりも…　武蔵野Ｓで「単複買いたい」穴馬

武蔵野Ｓ：とっておき穴馬

頼れる姐さん参上！　小野智ＴＭ
ケンシンコウ
「初の古馬相手ということで、陣営は多少なりとも慎重な構えを見せていますが、一方では馬体が１０キロくらい増えて成長しているんだ、と期待の色も。元々折り合いに難があり、稽古でも常に掛かるのがネックの馬で、前走も番手で我慢し切れずにハナに立ってしまったほどです。ただ、それでも勝ち切ってしまったのですから、スピードと持久力は相当なレベルと見ていいでしょう、古馬相手で道中のペースも上がれば、むしろ折り合いが付きやすくマイナス材料とはならないはず。左回りのダートでは堅実な走りを見せていますし、ここでもヒケは取らないと見ました」

レパードSで波乱演出のケンシンコウが古馬相手にも…

炸裂！穴の◎ビーム　編集・木谷
スマートダンディー
「近走が一息なので狙いづらそうに見えますが、それぞれ敗因は明白です。ＯＰ３勝の実績馬ゆえに、ＯＰ特別では重い斤量を課せられてしまうんですよね。５９キロの３走前・天保山Ｓはそれに加えて外を回るロスがかなり大きく響いた印象でした。一転して２走前は重賞に挑みましたが、速い流れの中で前目のポジションを取りに行ったことで脚が溜まらなかったもの。そして前走は再び５９キロでＯＰ特別に出走しましたが、直線で全く進路がなく、追い出せたのは残り１５０ｍ位から、といった競馬で完全に脚を余してしまいましたね。５走前に負かしたスマートアヴァロンは根岸Ｓでモズアスコットの３着、スズカコーズラインは北海道スプリントＣでマテラスカイと同着の２着ですし、対戦比較的にも通用していいと考えられます。キャリア２３戦のうち２１戦がダート１４００ｍという特化型のスペシャリストでもありますが、東京ダート１６００ｍは２戦して準ＯＰ３着、ＯＰ３着と対応は可能です。馬に逆らわない騎乗をするイメージの強い津村Ｊへの乗り替わりもプラスに思えますし、５６キロで走れる重賞の方が狙えるのではないでしょうか。馬券は単複メインで複勝を厚めに、あとはどう転んでもおかしくなさそうなレースに見えるので、手広く流しても良さそうですね」