「オグリ」の血を引くステイパーシスト ロマン派を唸らせる素質馬に★5つ評価
覚醒するか「オグリ」の血 ステイパーシスト
12/12(土) 中山4R 2歳未勝利 芝2000m
ステイパーシスト 牡 馬体重:422kg
★★★★★ 5点〔1600万クラス〕
騎手:石川 厩舎:(美) 尾関
生産: 社台コーポレーション白老ファーム
父:ステイゴールド
母:ロマンシエール(アグネスデジタル)
出脚のつく馬ではないので、中団の馬群で待機。直線で外に持ち出されると、弾けるように伸びて2着に3馬身半差をつける完勝だった。勝ちタイムの2分2秒6は先週の葉牡丹賞(2歳500万)と同タイム。初戦は6着に敗れているが、完全な前残り決着で1、2着のクィーンズベスト、ウムブルフに次ぐ上がりを使っていた。比較的に差しの利きやすい中山替わりも功を奏したか。
馬体診断
初戦から2ヵ月の間隔が空いていたが、変わらずにスッキリと仕上がった体。トモの辺りは流石に420キロ位の馬体重を感じさせるが、前躯と後躯のバランスがよく、パドックでは力強い踏み込みで歩けていた。柔軟な身のこなしはステイゴールド産駒らしさがよく伝わっていて、距離の融通は利きそう。ゲート入りを少し嫌がったので、気性的な部分には注意したい。
血統診断
母はダート替わりの未勝利戦を勝ち上がったように、典型的なダート馬だった。祖母オグリローマンは笠松から中央に移籍し、桜花賞を勝利した名牝で、なんといってもオグリキャップの半妹。芝でもやれるのは父ステイゴールドの血も大きいが、こういった血統背景も下地にあるからだろう。基本は芝の中距離馬だが、母父アグネスデジタルということでダートの差し馬という望みもあるか。ちなみに、「パーシスト」とは「存続する、生き残る」という意味で、オグリキャップに関わる血統を残していこうという意思の表れなのだろう。
馬券の狙い目→距離は延びてもOK。中山なら信頼できるが、東京だと位置取りや展開、仕掛け所が鍵に。
前田(競友)
京阪杯(GIII)
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前田(競友)
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