斤量、騎手、種牡馬… CBC賞で絶好データが集まったのはアノ馬!
2年の休養を経て華麗なる復活を遂げたシャイニングレイに注目が集まるが、メラグラーナを筆頭に短距離路線の強豪達も集結。サマースプリントシリーズ第2戦も注目の一戦だ。
馬券の中心は5歳馬
サマースプリント第1戦の函館スプリントSは3歳馬が活躍するレースという事で、今年も3歳馬ジューヌエコールが勝利したが、このCBC賞はやや趣が異なる。
年齢別成績(過去5年)
3歳〔0.0.0.7〕
4歳〔0.1.1.7〕
5歳〔4.3.3.15〕
6歳〔1.1.1.20〕
7歳以上〔0.0.0.13〕
3歳馬と7歳以上の高齢馬は1頭も馬券に絡めていない。また、意外にも4歳馬も一息で、馬券に絡んだのは前走の高松宮記念で3着に好走していた2013年2着のハクサンムーン、前走で降級初戦の準OPを勝っていた2013年3着のサドンストームだけ。また、当レースはハンデ戦でもあり、斤量の増減にも着目したい。
斤量増減別成績(過去5年)
斤量減〔1.3.1.38〕
増減無し〔1.0.2.20〕
斤量増〔3.2.2.4〕
前走よりも斤量が増えた馬が好成績。複勝率では63.6%という数字を誇る。今回のメンバーではアルティマブラッドとシャイニングレイの2頭だけが前走からの斤量増であり、2頭はともに5歳馬というのもミソ。
狙いは1400mでも実績がある馬
過去5年の1~3着馬15頭について見ていくと、1200mで1着経験があったのはそのうち14頭。唯一の例外だった2015年の勝ち馬ウリウリは1200m未経験。また、15頭中14頭には1400mの連対実績があった。こちらの例外だった2014年2着のエピセアロームには1400mの重賞で0.1秒差があり、当レースの好走条件としては「1400mにも対応できること」が挙げられる。
前走距離別成績(過去5年)
1000m〔0.0.1.4〕
1200m〔1.2.3.31〕
1400m〔3.2.1.14〕
1600m〔1.1.0.12〕
前述のポイントを後押しするように、距離短縮組が〔4.3.1.26〕と好成績。連軸はここから選びたい。また、前走が1200mだった馬のうち、高松宮記念組は〔1.1.2.7〕。馬券に絡んだ4頭は全て「高松宮記念で3~5着」だった馬である。
決め手は中京芝1200mのデータ
2012年の馬場改修後の中京芝1200mのデータは以下の通り。
騎手別成績(馬場改修後の中京芝1200m)
藤岡康〔11.6.6.34〕
福永〔9.2.5.16〕→アルティマブラッド
浜中〔6.4.4.16〕
北村友〔5.4.0.35〕→シャイニングレイ
酒井〔4.5.4.36〕→アクティブミノル
厩舎別成績(馬場改修後の中京芝1200m)
安田隆〔10.3.4.35〕→オメガヴェンデッタ
藤岡健〔6.0.2.18〕→エイシンスパルタン
西浦〔3.5.4.22〕→ティーハーフ
藤原英〔3.3.2.3〕→トーセンデューク
種牡馬別成績(馬場改修後の中京芝1200m)
サクラバクシンオー〔13.7.8.85〕
キングカメハメハ〔8.4.8.44〕
ディープインパクト〔6.8.3.41〕→シャイニングレイ、トーセンデューク
◎はやはりシャイニングレイ。距離短縮の5歳馬だけでなく、ディープ産駒&北村友Jという点もプラス材料。1200mは今回が初めてだが、一昨年の勝ち馬ウリウリと同じ安土城Sを勝っての臨戦というのも心強い。
アルティマブラッドの鞍上、福永Jはこの条件で複勝率50%を誇る。現に当レースでも2013年、2014年と連勝を記録。トーセンデュークはディープインパクト産駒に加え、当舞台で複勝率72.7%という藤原英厩舎も魅力。2走前には中京芝1400mでレコード勝ちもある。
距離短縮の5歳馬といえば、セカンドテーブルも該当。ここ2戦が物足りないが、年明けにはシルクロードSで3着。2歳時には1400mの京王杯2歳S勝ちの実績もあり、巻き返しに要注意。また、7歳馬ではあるがティーハーフは今年の高松宮記念で4着に好走。そこから既に4戦目となるが、崩れずに走っておりマークが必要だろう。
結論
◎シャイニングレイ
△アルティマブラッド
△トーセンデューク
△セカンドテーブル
△ティーハーフ
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