バローズ×堀厩舎×アメリカ生まれ×砂 黄金の方程式ストロングバローズに★7つ

【優馬2歳馬チェック】
今週はダート路線から有望株が誕生。全く本気を出すまでもなく後続を圧倒したストロングバローズだ。堀厩舎所属で、バローズの冠を付ける猪熊広次オーナーのダート馬といえばゴールデンバローズがパッと思い当たるが、それに優るとも劣らない好素材。その直前にはまだまだ粗削りなステイゴールド産駒シュペルミエールが圧巻の勝ち上がり。

優馬2歳馬チェック

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厩舎の先輩ゴールデンバローズに続け ストロングバローズ

10/25(日) 東京3R 2歳新馬 ダ1600m
ストロングバローズ 牡 馬体重:524kg
★★★★★★★ 7点〔GIIIクラス〕
騎手:C.デムーロ 厩舎:(美) 堀
生産: Fox Straus KY(アメリカ)
父:Mineshaft
母:Chelsea Ballad(Street Cry)

大型馬ながらスタートはしっかりと出た。そのままスピードの違いでハナに立つと、レースの中間600~1000m地点を13秒3、13秒4とペースを落とし、マイペースの逃げに。直線に向いても持ったままの手応えで加速、残り400m地点で鞍上が軽く仕掛けると、そこから12秒0~11秒9と更に加速。上がり最速で後続を4馬身ちぎる圧巻のデビューだった。今後の課題は時計の短縮や、脚抜きの良い馬場でどうか、という点。同厩の先輩ゴールデンバローズを彷彿とさせる好素材。

ストロングバローズ

余裕の4馬身差でデビュー戦を飾ったストロングバローズ(撮影:日刊ゲンダイ)

馬体診断

520キロと大型な割りに、それを感じさせないのは脚が長くサイズ自体が大きいこともあるのだろう。しっかりと筋肉も付いており、バランスの良さが目立つ。脚長で繋自体も長目な造りなので、距離は延びても問題なさそう。また、軽い脚捌きから芝でもやれそうな印象も受ける。走法を見る限り、ダートならパサパサの良馬場の方が良い。

血統診断

外国産馬だが、近親にはOP勝ちのあるカルナバリートや現1600万のマルヴァーンヒルズなど、ダートで活躍する馬がいる。父Mineshaft(マインシャフト)はアメリカのダート中距離でGI4勝の名馬、カジノドライヴの父として知られている。母の父Street Cry(ストリートクライ)はドバイワールドCの勝ち馬。一方、本馬の伯母にアメリカの芝GI馬がいたり、父が芝で初勝利を挙げていたり、母の父の産駒は芝でも活躍していたりと、隠れた芝適性がある可能性も。

馬券の狙い目→来年のユニコーンSなど、1600~1800mのダート。芝も試して面白そうだが…。

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優馬 2歳馬チェック

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