バローズ×堀厩舎×アメリカ生まれ×砂　黄金の方程式ストロングバローズに★７つ

出遅れて大外一気　力はあるぞ　シュペルミエール

10/25(日) 東京2R 2歳未勝利 芝2000m
シュペルミエール　牡　馬体重：502kg
★★★★★★　6点〔OPクラス〕
騎手：柴山雄　厩舎：(美) 木村
生産：社台コーポレーション白老ファーム
父：ステイゴールド
母：ヒカルアモーレ（クロフネ）

初戦と同様に出遅れ。９頭立てとはいえ東京の芝2000ｍを大外から出遅れればかなり痛い。それでも徐々に押し上げていき、３～４コーナーでは大外を回りながら加速していく。直線で一気に前に並びかけると、逃げ粘る２着馬と馬体を併せにいってアッサリと交わしてしまった。あれだけのロスがありながら最後までしっかりと伸びて快勝。ステイゴールド産駒らしい気難しさもあるが、能力はかなり高い。

馬体診断

初戦時からプラス２キロだったが、まったく見違えるようにスッキリと仕上がっていた。一度使った効果が顕著だったのだろう。小柄な仔も多い父の産駒だが500キロ前後と恵まれた体格なのは母系の血によるものか。体型的には2000ｍ以上でも活躍できるはずで、曲飛節気味でスナップの返しも力強い。瞬発力のある中長距離タイプ。

血統診断

母はダートの1700～1800ｍで２勝だが、芝2000ｍの３歳ＯＰ・忘れな草賞で３着という実績もある。祖母はアメリカの芝2400ｍのＧIIで３着、本馬の叔父にアーデント（弥生賞３着）がいる血統。父ステイゴールド×母父クロフネといえばアイスフォーリス（オークス３着）がいるように、芝の中長距離で活躍するタイプ。本馬も母系の活躍馬を考えると、そうなる可能性は高い。

馬券の狙い目→芝の2000～2400ｍに適性。発馬難が解消されれば重賞でも。