「あとは運だけ」ではない ダノンキングリーの弱点

この馬GoodBad
大阪杯

弥生賞「45万」フラワーC「14万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

ダノンキングリーは「文句なしの仕上り」がGood

調教班・美浦Dウッド担当 武井TM
「1週前に併せ馬でビッシリ追って、直前は単走で流す程度といういつも通りの調整です。前走時から、直前をポリトラックから、より負荷のかかるウッドに替えて進境を示したわけですが、今回は馬なりで流した程度で5F65秒6-3F37秒0の好時計。躍動感溢れる動きは迫力十分で、まさに文句なしの仕上りです」

ダノンキングリーは「何一つない不安」がGood

美浦・萩原厩舎担当 小島TM
「前走はデキとしては85%くらいで、それであのパフォーマンスは4歳を迎えての成長の証です。もともと、ここが上半期の最大の目標でしたから、デキもピークにもってこれましたし、マイルCSの凡走で長距離輸送を危惧する声もありますが、当時より気性面でも成長してますからね。距離も1800~2000mがベストというのが陣営の見立てですし、悲願のGI奪取へ向けて、不安な点は何一つありませんよ」

ダノンキングリー

今回も最終追いをウッドコースで行ったダノンキングリー(撮影:日刊ゲンダイ)

ダノンキングリーは「叩き合いでの弱さ」がBad

最終ジャッジは俺に任せろ 本紙担当・須藤TM
「GIでタイム差なしのレースが2度あって、GII2勝はともに完勝。GI制覇に必要な要素は運だけ、という見方もできますが、それだけではない気もするんですよ。勝った時は、瞬発力を生かして前を一瞬に抜き去る強さを見せていますが、逆に馬体を併せての叩き合いとなった時にはことごとく敗れてますからね。そういった勝負弱い面が、実際に過去のGIでも露呈しているのではないでしょうか」

ダノンキングリーは「叩き2戦目」がBad

Badコメントは俺に任せろ 編集・木谷
「僕は“叩き2戦目”が気になるポイントですね。圧倒的にパフォーマンスが良かったレースはどれも休み明け初戦でしたし、昨秋5着に敗れたマイルCSも今回と同じ叩き2戦目で、かつ関西への輸送。中4週は今までで一番短い出走間隔でもあり、ゴール前のひと押しに影響してくるのではないでしょうか」

弥生賞「45万」フラワーC「14万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

弥生賞「45万」フラワーC「14万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

優馬2歳馬チェック

優馬2歳馬チェック

6月~12月に初勝利をあげた2歳馬(現3歳馬)を全頭チェック! 馬体は? 血統は? レース内容は? 総合的に判断をし、★評価をつけていきます。翌年のクラシック有力候補がきっと見つかるはず!

★5つ以上の馬を網羅。ダービー候補はこの馬!

ヒロイン候補が続出!? 牝馬の★評価。

注目勝ち上がり馬情報など毎週火曜更新。

トラックマン・記者一覧

競馬専門紙「優馬」トラックマン・記者一覧

平日はトレセンで東奔西走、週末はレース予想&馬券に全力投球。競馬専門紙「優馬」を支えるトラックマン&記者のプロフィールをご紹介します。