来る馬は限られている? 軸馬から相手薄目なら万券もアリ! 【福島牝馬S】
連対馬のパターンは僅か3通り それ以外は消してしまおう
まずは、オーソドックスに過去10年の連対馬の前走に注目してみたが、見事に以下3つのパターンに分類される。逆に考えると、それ以外のステップは、たとえ人気馬でもカットできるのでは、と思えるほど偏ったデータだ。
※中山牝馬Sに出走していた…15頭
※条件戦に出走していた…3頭
※愛知杯に出走していた…2頭
今年は開催変更により新潟での施行となるが、同じように東日本大震災の影響で新潟への変更を余儀なくされた2011年も中山牝馬S組のワンツー決着だったものであり、データの信頼性を覆す材料ではないだろう。中でも圧倒的多数を占める中山牝馬S組だが、そこで大敗していた馬の巻き返し例も少なく、連対馬で最も中山牝馬Sでの着順が悪かったのは17年フロンテアクイーンの8着だ。今年の場合、2着ロザムールは“当確”としても、9着ドナアトラエンテは、データのブレを含めてギリギリのラインと言っておこう。
前走が条件戦組だった馬は、そこでの着順が1・1・3着と全て馬券対象だった。今年の対象馬である、パラスアテナ、ミスニューヨーク、ムジカはいずれもその資格を満たしている。
最後に愛知杯組だが、今年の出走馬はそこで9着だったシゲルピンクダイヤのみ。16年の勝ち馬マコトブリジャールは、愛知杯シンガリ負けから巻き返しているだけに、無条件で対象馬としたい。
斤量増でも狙える理由は
ここからの軸選びだが、上記15頭を数える中山牝馬S組の連対馬の、中山牝馬Sでの着順にスポットを当ててみると【3・4・2・6】。9頭までが3着以内だった馬であり、やはり好走組の信頼性は高い。その2着馬ロザムールは、前走が52キロというハンデに恵まれたと見ることもできるが、実は過去10年のうち中山牝馬Sをハンデ52キロで連対していた馬は、ここで2・1着と完璧な数字。斤量増が懸念されてそこまで人気にならないのなら、余計に買いたくなる軸馬だろう。
結論
軸馬 ロザムール
相手 シゲルピンクダイヤ
ドナアトラエンテ
パラスアテナ
ミスニューヨーク
ムジカ
土屋(競友)
JBCスプリント(JpnI)
払戻金 10万3300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
アルゼンチン共和国杯(GII)
払戻金 13万3200円
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土屋(競友)
BCクラシック(米国GI)
払戻金 11万2100円
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田崎TM
京王杯2歳S(GII)
払戻金 12万1590円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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