ソダシ1強ムードのオークスにちょっと待った!【フローラS・栗東調教班レポート】

調教班レポート
フローラS

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 桜花賞の2着馬サトノレイナスがダービー挑戦を発表し、桜花賞馬ソダシの1強ムードになりそうな今年のオークスだが、日曜のフローラS次第ではそれに待ったをかける可能性のある馬もいる。(栗東調教班・中邑茂)

無傷でオークスの舞台へ 調整内容に好感が持てるオヌール

 オヌール(栗東・友道厩舎)は、前走のアルメリア賞では前半の1000mが64秒3の超スローペースをスムーズに折り合い、上がりの3ハロンで32秒7の末脚を繰り出して着差以上の強さを感じさせる内容で勝利。いかにもオークスの舞台が似合いそうなレースぶりで2勝目を挙げている。一番の課題は休み明けの前走でもマイナス8キロ、412キロまで減ってしまった線の細い馬体面だが、この中間は本来なら馬体の維持に主眼を置き、軽めの調整になりがちなところを、3月の下旬、1本目の追い切りで古馬オープンと併せてポリトラックで強い負荷をかけ、その後は坂路中心に切り替えて調整。馬なり中心ながら軽めを合わせると週2本以上のペースで時計を出し、1週前までの追い日には併せ馬を消化。休み明けだった前走時と比較しても、ハードに乗り込めているのは、馬体減りの心配がないからこそできる調教内容といえるだろう。この後、長距離輸送があるだけに安心はできないが、最終追いが終わった時点でおそらく馬体は維持できていると考えていいはずで、逆にこれで当日に馬体が大きく減るようなら思い切って馬券的な評価を下げる判断材料になる。この課題をクリアしてしっかりと結果を出して欲しいところだ。

オヌール

馬体減りの心配はないオヌール


こちらもまだ土付かず 相当な上積みも期待できるアンフィニドール

 もう1頭気になる馬がアンフィニドール(栗東・矢作厩舎)だ。デビュー前の調教では最終追い以外で目立つ時計を出していなかったため、6番人気の評価に甘んじていたが、実戦では抜群のセンスを見せて、レース経験馬相手に上がり3ハロン33秒4をマークして快勝。体幹が強く弾むようなフットワークからは良血馬らしいかなりの将来性を感じさせる。この中間は1週前にCウッドコースで古馬オープン馬を追走する質の高い併せ馬を消化し、脚色こそ劣勢だったが、5ハロン66秒台の好時計をマーク。1週前に強い負荷をかけた効果で、最終追いでは坂路で余裕十分に1ハロン12秒2と、初戦を明らかに上回る軽快な動きを披露している。デビュー戦で馬を目一杯には仕上げずに上昇の余地を大きく残す調整をする厩舎らしく、一度叩いた効果を大きく感じさせる好調教だった。白毛馬が2冠に挑戦するオークスをさらに盛り上げるためにも、今週はこの2頭のレースぶりに注目したい。

アンフィニドール

キャリア1戦ながら大物感が漂うアンフィニドール

筆者:


1974年千葉市生まれ 1997年入社。栗東時計班。馬券は、馬連を中心に単勝や馬単も買うスタイル。趣味は、地元の滋賀県を中心にラーメンを食べ歩くこと。

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