堀厩舎×F.ベリーの高い連対率が、ウムブルフを後押し

重賞データ攻略
京成杯

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 年末のホープフルSがGIIに格上げされたことで、この京成杯も重要度は増してきそう。2010年にはこのレースを勝ったエイシンフラッシュがダービーを制覇。クラシックの主役級が参戦してくるケースは少ないが、皐月賞と同じ舞台だけに、しっかりと検討していきたい。

比較的バラバラな臨戦過程

前走レース別成績(過去5年)
新馬〔0.0.1.7〕
未勝利〔1.1.1.8〕
500万特別〔2.1.1.6〕
朝日杯FS〔1.1.0.5〕
ホープフルS〔1.1.2.14〕
ラジオNIKKEI杯〔0.1.0.4〕

前走距離別成績
中山芝2000m〔2.2.3.23〕
阪神芝2000m〔1.1.1.9〕
中山芝1600m〔1.1.0.9〕
東京芝1800m〔1.0.1.3〕
小倉芝2000m〔0.1.0.0〕

前走着順別成績
前走1着〔3.2.3.25〕
前走2着〔0.1.1.4〕
前走3着〔1.1.0.3〕
前走4~5着〔0.1.1.9〕
前走6~9着〔1.0.0.13〕
前走10着以下〔0.0.0.8〕

 臨戦過程は比較的バラつきがあり、未勝利勝ち直後の馬でも勝負になったりするケースも多い。ただし、ポイントとしては前走が1800m~2000m、それも5着以内に入っていること。前走が1600mだった馬は朝日杯FS組だけ。

前走が朝日杯FSの好走馬

2014年 5番人気1着 プレイアンドリアル→朝日杯FS 2番人気7着
2012年 5番人気2着 マイネルロブスト→朝日杯FS 4番人気2着

 以上のように、朝日杯FSで上位人気か上位入線している馬でないと厳しいようだ。また未勝利勝ち直後で好走した馬の共通点を探ると、「1800m~2000m戦」「0.2秒以上の着差」「デビューから3~5戦目」で勝ち上がっていた。今回のメンバーではウムブルフがこのパターンに合致。さらに、堀厩舎&F.ベリーJとのコンビは通算〔9.16.4.28〕で連対率はなんと43.1%。勝負をかけてきていると判断して◎はこの馬に。

ウムブルフ

好データが揃ったウムブルフ(撮影:日刊ゲンダイ)

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