ド迫力の“33秒1”は映像でも明らか 「大器出現」ダノンベルーガに★8つ
“東の名門”堀厩舎からクラシック候補が誕生 ダノンベルーガ
11/21 (日) 東京6R 2歳新馬 芝2000m
ダノンベルーガ 牡 馬体重:498kg
★★★★★★★★ 8点
騎手:石橋脩 厩舎:(美浦)堀宣行
生産:ノーザンファーム
馬主:ダノックス
父:ハーツクライ
母:コーステッド(Tizway)
2019年セレクトセール当歳セリで1億6000万円(税込み1億7280万円)で落札された期待馬が、単勝1倍台の圧倒的人気に推されデビュー戦を迎えた。レースではスタートを決めて控えるも、そこからの行きっぷりが悪く道中は促しながらの追走。そんな一抹の不安も直線で杞憂に終わる。4コーナーを5番手で回り、直線外へと持ち出されると一気のキレ味で前の各馬をとらえて、終わってみれば2馬身差の完勝劇。勝ち時計は2分01秒3。直線は弾けに弾けて上がり3Fは33秒1をマークした。映像でもその数字が感じられる豪快なフットワークは、まさに“大器の片鱗”を感じるものだった。
・馬体診断
パドックでは後肢の踏み込みが良く、常歩でも風格のある周回をみせていた。厩舎の先輩馬らと併せ馬で豊富に乗り込まれた効果もあり、馬体は締まって仕上りの良さがうかがえた。初仔だが馬体重は498キロと充実しており、骨格的にも非力さは感じられない。それでいて、重苦しさは感じられずスラっとしており、フットワークも素軽く芝の中長距離はピッタリな印象を受ける。
・血統診断
父は成長力のあるハーツクライ。母コーステッドはBCジュヴェナイルFターフ2着の実績馬で、血統的にも奥を感じさせる。気性的にまだエンジンの掛かりが遅い面があるため、距離延長はむしろプラスに捉えることもできる。2000~2400mといった距離を意識できる血統で、順当なら来年のクラシックを賑わせる存在となっておかしくないだろう。
【将来性まとめ】→ レースの上がり3F(11.2-11.2-11.5)といった11秒台前半を刻むラップで、展開的にも逃げた馬が粘る中を豪快に突き抜けた決め手はまさに非凡。大物感が漂う好馬体で、クラシックディスタンスも意識できる素材。将来性はかなり高い!
前田(競友)
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