アサマノイタズラ「最終週の馬場でまとめて差し切る可能性も!?」【AJCC】

想定班レポート
アメリカJCC

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トラックマンの仕事は土日の競馬を一区切りの週単位で動いているので、曜日には敏感だが日付に関してはちょっと疎くなってしまう。気が付けば金杯から始まった中山開催も最終週。今のところ収支はトントンといったところで何とかプラス収支で次の東京開催へ向かいたい。

まずは担当の水野厩舎から注目している馬をピックアップ。日曜小倉6Rミズノコキュウ。平坦芝の短距離戦を目指して小倉に遠征した馬だ。前走が13着で印象は悪いが、勝ち馬からは3馬身差と着順ほど悲観する内容ではなかった。小柄な馬で滞在競馬は大歓迎。「スタートを決めて好位集団なら可能性はある」と陣営。人気がないだけに少額投資でも面白い。

今回が昇級緒戦となる日曜中山8Rのシゲルヒラトリも狙い目。時計だけで推し量れるものではないが、前走の勝ち時計は同日の2勝クラスよりコンマ2秒速く優秀なもの。直線で抜け出してからも余裕が感じられた内容から、昇級でも即通用して全く不思議はない。師も「引き続き体調も安定しているし、能力全開なら見劣らない」と期待を寄せている。

シゲルヒラトリ

シゲルヒラトリは昇級でも狙い目十分だ

 


中山メインのAJJCは有馬記念の紙面上で▲を打ったアサマノイタズラ(美浦:手塚厩舎)のレースぶりに注目している。

アサマノイタズラ

セントライト記念を勝った舞台でアサマノイタズラの巻き返しに期待

その有馬記念では全く見せ場なく終わってしまったが、その後の内視鏡検査で「気管支に炎症が見られた」とのことで参考外と判断。中山外回り2200mはセントライト記念で直線一気を決めた舞台。ゆったりコーナーを回れるコースの方が脚が溜まり爆発力に繋がる可能性は大。出否未定だったが、調教の動きを見ての参戦なら力を出せる状態と言っていい。どんな走りを見せてくれるか楽しみな一戦。(美浦TM:大江原毅)

筆者:


1954年福島市生まれ 1983年入社。美浦の厩舎取材を担当。若い頃はそうでもなかったが、歳を重ねるとともに手堅い予想に。この世界に入ったきっかけは、兄弟が騎手を目指していたため。(兄は哲・現調教師、弟は隆・元騎手)

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