【フェブラリーS】連覇を狙うカフェファラオは「昨年以上の完成度で臨める」

調教班レポート
フェブラリーS

昨年の最優秀ダート馬の部門を争ったテーオーケインズとマルシュロレーヌが参戦してこなかったフェブラリーS。

東からはやはり昨年の勝ち馬カフェファラオに注目せざるを得ないか。昨年に比べ1週前と直前といずれも昨年を上回る速い調教時計をマークできており、調整過程からは肉体面・精神面での完成度は高まっているとみて良い。GIに向けてきっちり仕上げてきている。1週前に追加された凍結防止剤と週末の雨予報で馬場状態が昨年とどう違ってくるか今のところ予測は難しいが、特に問題なくこなしてくれそうだ。

カフェファラオ

福永騎手との新コンビで、フェブラリーS連覇を狙うカフェファラオ(美浦:堀厩舎)

フェブラリーS挑戦3回目のアルクトスは2年ぶりの南部杯以来の直行で、昨年と同じ坂路での最終調整。馬自体ある程度の完成形に辿り着いているのではないかと思うので、ここにきてガラリと変わってきた感じはないが、仕上がりは順調といってよい。

 

筆者:


北陸生まれ 1998年入社。美浦調教班。グリーンチャンネルでパドック解説を担当。