「不安なし」ノンコノユメで鉄板? 馬券対決も復活のフェブラリーS座談会

優馬TM座談会
フェブラリーS

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過去を振り返れば波乱の歴史も 穴馬はコレ

デスク「さっきから、ここに出走していない馬たちの名前も挙がっているけど、ドバイへ直行のホッコータルマエはともかくとして、サウンドトゥルーが居れば面白かったよな。まあ、同じ厩舎にホワイトフーガという使い分けするくらいの馬がいる、ということなのかな?」

小桧山「デビュー以来、ダートでは10戦して9回までが馬券圏内。主に交流重賞、牝馬限定だけにレベルがどうなの? と言われそうだけど、2走前には暮れのチャンピオンズCを勝ったサンビスタに5馬身差をつけての楽勝があるから、ヒケは取らないよな。おまけに、右回りは手前の替え方がぎこちない馬なんだが、左回りはスムーズで東京ダートも含めて2戦2勝。コパノリッキーは展開が楽ではなく、モーニンは距離がギリギリ。ノンコノユメは強敵だが、こっちも底は見せていないから、いい勝負に持ち込めると思うぞ」

ホワイトフーガ

牝馬のホワイトフーガは左回りが得意(撮影:日刊ゲンダイ)

西田「前に行きたい馬は多いですが、それを見る形で、自然と無理なく理想のポジションが取れそうですよね。牝馬GIとはいえ、脚を溜めて抜き抜けた2走前は、強いの一言でしたし、同じパターンに持ち込めば、牡馬一線級相手でもやれると思います」

板子「久々の中央、牡馬相手といったところは、3歳春に牡馬相手のオープン勝ちがあるように、陣営も不安視はしてませんね。加えて、当時よりも大きくパワーアップしているので、ここでも見劣りはしないでしょう。“2走前のように前に馬を置いて運ぶ形がベストだけど、前走はテンからハミを噛んでプラン通りではなかった中で押し切ったもの。これは成長の証だよ”と、陣営の期待は大きいようです」

久光「僕は、前哨戦の割りにここまで全く話題になっていない東海S組から、ロワジャルダンを狙っています。その東海Sは3着止まりでしたが、スローの行った行ったではどうしようもなかったですし、何がハナへ行ってもスローはありえない今回は、この馬の出番だと思います。3走前のみやこSはJRAレコードタイの時計でしたが、前日の雨で軽いダートになるのも追い風ですよね」

守屋「前走は、浜中騎手の負傷で急遽の乗り替わりとなったことも響きましたよ。1番人気の重圧の中で、横山和騎手はソツなく乗っていましたが、やはり大事に乗り過ぎてしまいましたね。チャンピオンズCでは、ノンコノユメとコンマ1秒差でしたが、当時にあった1キロの斤量差はなくなっていますし、単純計算では逆転があっていいと思います」

小島「心配される距離ですが“直線の長い東京コースなら特に心配はない”と、陣営も気にしていないようです。半信半疑だった2走前で、GIレベルの力を示しましたし、この馬の長所である立ち回りの巧さを、息子からバトンを渡された父親が最大限に引き出すことができれば、チャンスはあるでしょうね」

持木「僕は、3着だった昨年から全く力の衰えを見せていないベストウォーリアを狙ってみたいですね。この馬も脚抜きのいいダートは歓迎のクチですし、抜群の鉄砲実績を誇っているようにリフレッシュされた方が走るタイプですから」

須藤「昨年はコパノとの力差も感じましたが、以降は重賞勝ちも2つ積み重ねていますし、衰えどころか着実に力を付けているので、逆転があっても驚けませんね」

瀬古「昨年は流れが落ち着いたため、馬群が密集した内に入れることができなかったんですよね。コパノとの差もコースロスの分と言えたかもしれません。今回はロスなく運べそうな枠も引けましたし、担当の古泉助手も“昨年以上のデキ”とのことなら、3度目の正直も十分ありますね」

小野智「その昨年の鞍上にいたのが戸崎圭騎手。“根岸Sではモーニンに乗って勝たせてもらいましたが、今回は好きな方に乗っていいと言われたので、迷いなくベストウォーリアに。昨年は下手に乗ってしまったので、今年こそですね”と、気合が入ってましたよ。同じ厩舎だけでなく馬主さんも一緒の馬ですからね。選んだこちらが先着、もちろん頭まであると思います」

大江原「コパノの連覇をもう1年遡った2013年の覇者、グレープブランデーは、バカにされすぎだよな。根岸Sからココというのは昨年と同じステップだけど、今年は調整面で巧くいっているようで、好位から集中力を切らさずに、本番へ向けての叩き台としては好内容だったと思うぞ。昨年だって少差の4着だったんだしな」

清野「前半1000mが60秒台だったここ2年のようなスローペースはない、というのが皆さんの共通認識ですが、この馬が勝った3年前は、前半1000mが58秒6のハイペースでしたし、そういう流れなら当然チャンスはありますよね。新興勢力には一目置きますが、経験値に期待したいところです」

細川「3年前の勝ち馬が今でも元気に走っている、というだけでも凄いことですが、おととしの11月から10戦して全て1秒も負けていないのは立派の一言です。勝ち切るかどうかは別として、ロスなく運んでの善戦は大いにあるでしょうね」

加茂「前走で人気も急落のタガノトネールやけど、陣営によると“放牧明けでレース間隔があいたぶんもあった”とのこと。叩いてガス抜きはできたわけやし、同じ舞台の武蔵野Sだけ走れば、そんなに差はないはずやろ」

デスク「同じ前哨戦でも、根岸S組は名前が挙がるけど、ホントに東海S組は出てこないな。格はGIIでこっちが上なのに…」

瀬古「勝ち馬のアスカノロマンですが、展開利があったことは確かでも、2番手で運んで上がりも最速だったというのは、地力強化の証でしょうね。ただ、今回は同型が多いですし、初めてのダート1600mがGIというのも、少し荷が重いかもしれませんね」

アスカノロマン

地力強化も初の1600m戦が課題のアスカノロマン(撮影:日刊ゲンダイ)

板子「2着のモンドクラッセは、コパノ同様に、自分のリズムで運べた時は滅法強い馬です。前走も勝ち馬には目標とされてしまいましたが、後続は完封しましたし、ハナでも番手でも、とにかくリズム。相手関係よりも自分の型で運べるかが鍵でしょうね」

デスク「あと、さっき“4歳馬は全部買い”と言ってたヤツがいたけど、名前が挙がってないのがいるな」

桜井スーサンジョイは、これまで重賞未出走での挑戦となりますが、実はこのレースがGIになってからは例のないケースで、オープン連勝を含む4連勝中とはいえ、相手が強くなりますからね。ただ、昨年秋に接着装蹄を取り入れたことにより、ツメの不安が解消してブレイクを果たした馬ですから、連勝前とは別馬であることも確かです。ひょっとしたら、という雰囲気はありますね」

デスク「で、ニヤニヤしている編集長だが、去年は確かコーリンベリーに◎を打ってたよな。俺も一緒だったからよ~く覚えているんだが、今年は裏切って無印とはな」

上田「そういうのは裏切りとは言わないの、見限り。リピーターが多いレースだけど、去年もこの馬を買ったから、というだけの理由で、買えるわけないじゃない」

小野智「昨年は、逃げ宣言をしてたのに出遅れちゃって、見ていてズッコケちゃいましたが、直線でもゴチャついて不完全燃焼だった割には、コンマ5秒差と悪くない内容でした。前走のチャンピオンズCは、距離も考えて控えたようですが流れに乗れず終い。ただ、“そんな経験も本番に繋がるんだ”と、小野次師は前向きでしたよ。転厩から3戦消化してしっかりと馬の癖も掴んだとのことですし、安心してください、可能性はありますよ、デスク!」

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