初戦でハートレーに敗れたオーダードリブン　★７つ評価で勝ち上がり

母はカナダのＧIウイナー　オーダードリブン

3/5(土) 中山5R 3歳未勝利 芝2000m
オーダードリブン　牡　馬体重：454kg(±0)
★★★★★★★　7点〔GIIIクラス〕
騎手：Ｃ．ルメール　厩舎：(美) 加藤征
生産：社台ファーム
父：ディープインパクト
母：コマーサント（Marchand de Sable）

出遅れて最後方からの競馬。焦る様子はなく、最内枠という事もあり、外目に進路を取る。勝負所でも悠然と大外を回って難なく差し切った。馬の力を信じた騎乗ぶりで、1.1倍の支持に応えてみせた。初戦はハートレー（ホープフルＳ）に遅れを取ったが、内外の回った所の差が大きく、終いの脚はこちらの方が上。テンに行けないタイプなので2400ｍくらいの方が合っていそう。

新馬戦ではハートレーの２着だったオーダードリブンが２戦目で初勝利（撮影：日刊ゲンダイ）

馬体診断

初戦時と比べて馬体重に変動はないが、全体のラインがハッキリとして中身が出来てきた。４ヵ月ぶりだが好仕上がりだった。450キロほどの馬体はコンパクトにまとまっていて柔らかさを醸し出している。かといって、前後に窮屈な感じもなく、距離の融通は利くタイプ。

血統診断

母はカナダの芝2000ｍのＧIウイナー。母系の血統を見ても、芝の中長距離を意識してきた構成となっている。全兄ベストディールは京成杯を勝利したが、その後は順調さを欠いたまま引退。どちらかというと完成は早いタイプという可能性もある。

馬券の狙い目→東京の2000ｍ～2400ｍ向き。ダービーに間に合うかは微妙だが…。