優馬編集長日誌 4月21日号「切り替え」

優馬編集長日誌
フローラSマイラーズカップ福島牝馬S

マイラーズCの気になる点

 京都(24日・日曜)のマイラーズCは4年前から京都1600mとなったレース(それまでは阪神1600m)。京都1600mだった前4年の勝ち馬は、3頭までが昨秋のマイルCSに出走していた馬だった。残る1年は前年のマイルCSに出走していた馬が出ていなかった年。同じ京都の1600mでGIを走った経験は強みになるのか、それとも偶然か…。ともかく今年は、昨年のマイルCSに出ていた馬の登録が4頭(アルマワイオリダノンシャークフィエロレッドアリオン)。そのマイルCSで最先着のフィエロは京都コースで4着以下なしのコース巧者。レッドアリオンは昨年のマイラーズC勝ち馬、ダノンシャークは一昨年のマイルCSを勝ったGI馬だ。馬券は2走前が高UK値、直線平坦の京都でキレそうなアルバートドックから買う予定だが、前年のマイルCS組が気になるところでもある。

福島牝馬Sは良くも悪くも…

 福島(23日・土曜)の福島牝馬Sは、前走=中山牝馬S組が幅をきかせているレース。目下8年続けて前走=中山牝馬S組が勝利をあげている。ただし、前2年で1番人気に推されて馬券から外れた2頭も前走=中山牝馬S組。良いのか悪いのか分からないところもある…。だが、それでも8年連続なのだから無視するわけにはいかない。この組では3走前に高UK値に近い値を出したアースライズ、2走前に牡馬相手の重賞で0.2秒差に駆けたハピネスダンサーに注目している。ただ、良いのか悪いのか分からないといったところもあるので、別路線からのシャルールにも食指。3走前が高UK値で、2走前と前走も高UK値に近い値。前走から一息入ったが、昨秋からの充実ぶりは見逃せない。

 

それでは最後に先週の高UK値馬を

上田一幸

筆者:


1967年、滋賀県生まれ。大学卒業と同時に入社し、一貫して編集畑を歩む。予想も馬券も徹底した穴狙い。この仕事に携わる以上、馬券購入は義務であると考え、入社以来、馬券を休んだ日はない。現『優馬』編集長。