武史が絶賛！ラヴスコール「全姉が歩めなかったクラシックへ！」８月19‐20日の★評価一覧【２歳馬チェック】

～先週の新馬・未勝利勝ち評価一覧～

８/20 (日) 小倉５R ２歳新馬 芝1800m
ジュンゴールド　牡　馬体重：490kg
★★★★★★★　７点
騎手：坂井瑠星　　厩舎：(栗東)友道康夫
生産：ノーザンファーム
馬主：河合 純二 氏
父：エピファネイア
母：ジュントップヒトミ（ゼンノロブロイ）
ジュンゴールドの詳細記事

８/19 (土) 札幌５R ２歳新馬 芝1500m
ラヴスコール　牝　馬体重：420kg
★★★★★★★　７点
騎手：横山武史　　厩舎：(美浦)加藤征弘
生産：ノーザンファーム
馬主：亀井 哲也 氏
父：ドゥラメンテ
母：カレドニアレディ（Firebreak）

　レースは好スタートを決め、外目の枠から巧く馬群の中へ潜り込む。そこからは道中頭を上げるシーンが度々。なだめるのに時間を要したが、何とか好位集団で抑えて手応え良く直線へ。外に持ち出した分、追い出しがワンテンポ遅れたものの、そこからエンジンが掛かると一気の伸び脚で前を行く２着馬をゴール前でキッチリと捕らえてみせた。ラスト３Ｆ〔12.2－11.6－11.3〕の加速ラップを差し切った点からもポテンシャルはかなり高い。全姉スコールユニバンスは新馬戦でナミュールに迫ったが、その後クラシック戦線へ進むことは叶わなかった。姉の分も本馬には早い時期からの出世を期待したい。

８/20 (日) 札幌５R ２歳新馬 芝2000m
ウールデュボヌール　牡　馬体重：482kg
★★★★★★　６点
騎手：川田将雅　　厩舎：(栗東)須貝尚介
生産：白老ファーム
馬主：G１レーシング
父：キタサンブラック
母：サンクボヌール（ハービンジャー）

　１コーナーの入りでスムーズさを欠いたが、行く馬がおらずハナへ立つ。ところが道中から進みが悪く、他馬に捲られる苦しい展開になってしまう。それでも鞍上が仕掛けてなんとか前に食らい付いていき、２着馬と併せるように直線へ。ゴール前まで熾烈な追い比べになったが、勝負根性を発揮してアタマ差勝ち切った。当日まとまった降雨があり、時計の要す馬場状態だったことを踏まえれば、ラスト４Ｆ〔12.2－12.2－12.1－12.2〕のレースラップは評価できる内容。レースぶりからもまだ完成途上で幼さが残る現状だが、高い潜在能力を秘めている。

８/19 (土) 札幌１R ２歳未勝利 芝1800m
セットアップ　牡　馬体重：472kg
★★★★★★　６点
騎手：横山武史　　厩舎：(美浦)鹿戸雄一
生産：フジワラファーム
馬主：嶋田 賢 氏
父：デクラレーションオブウォー
母：スリーアロー（アルデバランII）

　函館の新馬戦は強い勝ち馬の決め手に屈したが、逃げて見せ場十分の２着。一息入れ２戦目のここも再度ハナへ。1000ｍ通過60秒９のマイペースに持ち込むと、そのままセーフティリードを保ち完勝。２着馬にはジワジワ詰め寄られたが、３着以下は大きく離しており着差以上の強さが光った。勝ち時計１分48秒５も１週前の２歳オープン・コスモス賞よりも速く、上のクラスでも即通用しそう。

８/20 (日) 新潟５R ２歳新馬 芝1800m
アドマイヤベル　牝　馬体重：478kg
★★★★★　５点
　出遅れて後方からの競馬になったが、直線で外に持ち出すとグングン加速して計ったように差し切った。上がりはメンバー最速の33秒８で唯一の上がり33秒台だった。血統的にも初年度産駒から旋風を巻き起こしている新種牡馬スワーヴリチャードの産駒。さらに半姉にはヴィクトリアマイルの勝ち馬アドマイヤリードがいる良血馬でまだまだ奥がある。

★★★★ ４点 … レディーエンジェル・シークレットキー・キャットファイト・マイネルブリックス・モアリジット

★★★ ３点 … ブループリマドンナ・ユメカナウケン・コパノアントニオ・フォーディアライフ・タイセイレスポンス