【天皇賞・秋】３連単の買い目を絞れる！秋天には「信頼度◎」の“鉄板データ”あり

～過去10年の天皇賞（秋）の傾向分析～

　過去10年、これまでにＧ１で４勝以上を挙げていた実績馬は〔４.３.１.０〕。また１番人気馬のうち、前走の上がりが３位以内だった馬は〔５.０.０.０〕。これらに該当するイクイノックス（美浦：木村厩舎）は軸不動。鞍上のルメール騎手も当レースで４～５歳馬に騎乗した際は〔３.０.１.０〕と好成績を収めている点も心強い。

天皇賞（秋）連覇へ死角はないイクイノックス！

◇連対馬20頭の共通点
・近２走以内にＧ２以上で連対（20頭中19頭）
・東京コースで勝ち鞍あり（20頭中18頭）
・Ｇ１で連対歴あり（20頭中17頭）

　焦点は相手探しになるが、過去10年の連対馬20頭の共通点は以上の通り。層の厚い中距離路線の頂上決戦だけあって、実績面は相応のものが求められる。また、いくら実績馬であっても近走不振では厳しく、直近で好成績を残している点もポイントになる。これらの条件を全てクリアするのがダノンベルーガ・ドウデュースの２頭。

無冠の大器ダノンベルーガが同世代の強敵に一矢報いる！

　前述したように連対馬の大半が実績馬となっているため、過去10年の馬連平均配当は２千円台と平穏な結果となっている。しかしながら、３着馬については10頭中５頭が６番人気以下の穴馬となっており、波乱が期待できる。その５頭を見てみると、全頭にＧ１連対実績があったものの、うち４頭は近２走連続で３着以下に敗れており、人気を落としていた。このパターンに当てはまるジャックドール・ヒシイグアスは３着候補に押えておきたい。

古豪ヒシイグアスが一角崩しに燃える！