どこから万券を狙う? 混戦マーメイドSをTM陣が激論
買えない馬はいない? 今年もまた大波乱の可能性が
デスク「有力勢と伏兵の線引きもまた難しい一戦だよな」
持木「僕はレッドオリヴィアも有力勢に加えていいと思いますよ。体がしっかりとしてきた4歳以降で掲示板を外したのは1回だけと、堅実で相手なりに走るタイプ。前走でリラヴァティに負けたとはいえ、勝ちに等しいクビ差ですし、それでハンデも1キロ貰っての52キロなら、格上挑戦でも狙い目十分です」
瀬古「その競り負けた前走ですが、担当の高阪助手が“レース後に馬がケロッとしていた”と言うように、全力を出し切ったものではなさそうですね。過去にも同じように最後まで真剣に走らなかった場面があって、それで2・3着が多いんだと思います。ただ、潜在能力は確かな馬で、昨年2月に1000万を勝った時は、2着シュンドルボン、3着マリアライトという凄いメンバーでした。今回は口の中での遊びが少ないハミに換えるとのことですし、最後の一押しが利く可能性も十分ありますね」
須藤「その先行馬が揃っていることは確かなんですが、逆に“何が何でもハナへ”というタイプも見当たらないんですよね。そこで狙ってみたいのが、ウインリバティなんです。オープン昇格後は二桁着順が続いていますが、なかなか自分の競馬をさせてもらえないためです。今回は主張すればハナへ行けると思いますし、2番手以降が牽制し合うようなら、残してもらえるかもしれませんよ」
加茂「久々もあって人気がないのは仕方ないんやけど、タガノエトワールは、3歳時にローズS2着、秋華賞3着の実績を考えれば、ここなら力は足りる計算やろ」
福田「その秋華賞は、ショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルトに次いだちゅうことを考えても、凄いことやで。加えて、当時の小牧騎手とのコンビ復活も、買いの大きな材料になりますわ」
那谷「実績なら、重賞2勝のココロノアイも互角以上だろうな。前走で復調の気配は示しているし…」
坂倉「常に折り合いとの戦い、という馬なのでマイル戦中心に実績を残していますが、秋華賞の時に横山典騎手は“2000mまでなら大丈夫”と言っていたんですよ。前走にしても折り合いを欠きつつの5着ですから、ポテンシャルは相当高い馬です。中間の稽古では折り合いが付いていい感じでしたし、スムーズな競馬さえできれば、僕は楽勝まであると見ていますよ」
細川「僕はアカネイロを狙ってみました。格上挑戦の軽ハンデ馬は毎年のように馬券に絡んでいるレースですし、人気のリラヴァティとはこの阪神2000mで接戦を演じた過去もありますからね」
須藤「アカネイロは、坂路で追い切った8頭のうち、動きが一番目立ってましたね。前走にしても、前が塞がる不利があって、リラヴァティとレッドオリヴィアにコンマ3秒差ですから、やれてもいいですよね」
福田「同じレースで4着のヒルノマテーラも、上位とはコース取りの差もあったし、1・2着馬が人気になるんやったら無視はできまへんで。主戦の四位騎手に戻るのもプラス材料やおまへんか」
細川「あと、ハピネスダンサーは、ビシッと追い切ったあとの経過が良好で、疲れが残っていた前走より状態はいい様子です。ただ、常に人気先行の嫌いがあるので、個人的には手を出したくないんですが…」
デスク「最後にもう1回、田崎に聞いておこうか。○がゴールドテーラー、▲がショウナンバーキンと、このタテ目で決まったらすんごい付きそうだが」
田崎「実は、デスクと一緒で、僕もこのレースを当てた記憶がないんですよ…。というか、常に、単なる能力や対戦比較では導き出せない結果になってるんですよね。だったら、テンから能力が下であることを承知しつつ、裸同然50キロの馬たちを狙ってみようかと。重いハンデの馬を嫌ったことと同じ理由での決め撃ちです」
木谷「田崎さんのように、僕も決め撃ちしてみたいと思いますが、◎は須藤さんと一緒でウインリバティです。同じ舞台の4走前はリラヴァティ以下、今回の出走メンバー4頭に勝っていますしね。もう何度目かは分かりませんが、4コーナーまで楽しませていただきます」
デスク「俺はだな…、みんなの話を聞いてもさっぱりわからんわ。ただ、強いて挙げればレッドオリヴィアと、もう1頭、アカネイロだな。3枠に“アカ”と“レッド”の同居で…」
木谷「僕は改心したのに、デスクったら…」
久光TM
凱旋門賞(GI)
払戻金 19万1600円
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土屋(競友)
毎日王冠(GII)
払戻金 16万4600円
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持木TM
スプリンターズS(GI)
払戻金 11万0430円
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菅TM
キーンランドC(GIII)
払戻金 114万8250円
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