3歳ダート戦線もハイレベルで3強? ユニコーンS座談会
ダートも3強ムード? 一角を崩すのはコノ馬だ
伊利「その時計比較ですが、前走が同じ良馬場で青竜Sをコンマ1秒上回ったクインズサターンも能力差はないと見ていいはずです。2走前にハナ差負けした相手も、古馬との戦いで結果を出していますからね」
西田「その2走前から着用しているブリンカーも効いてますよね。前走の時計にしても、最後は楽勝でしたから、競る馬がいればもっと時計は詰まったはずです。まだ伸びしろも十分に見込めると思いますよ」
清野「今週の栗東坂路では、ラスト1ハロン11秒9をマークしていますからね。ブリンカー着用後は完全に馬が変わったと見ていいですし、有力どころが前がかりになりそうなメンバー構成でもあるので、展開も味方しそうですよ」
加茂「今までは遅かったスタートが、前走はドンピシャやったように、陣営も“ブリンカー効果で集中力がアップした”と言うてましたね。3勝馬の3頭は確かに強いですけど、スタートを決めて前走ぐらいの位置で脚が溜まれば、食い込みがあって驚けませんわ」
デスク「あとはほとんど重い印が付いていない連中ばかりだし、穴なら、ってところだろうが…」
久光「条件上がりではありますが、東京マイルにおけるイーグルフェザーのパフォーマンスは優にオープン級と見ていいはずです。自分でヤメる気性がネックのピットボスも、強い相手なら逆に本領発揮があるかも。4月24日の500万勢が穴候補ですね」
細川「前走で少し株を落としたダノンフェイスですが、3強以外で唯一オープン勝ちがある馬です。“馬体のバランスを考えると、まだこれからの馬だが、それでもこれだけ走るんだから”と、師は能力の高さを認識していますし、前走は久々だった分もありますからね。“獣医から心肺機能が高いと言われている”なら、前走以上の走りも十分可能ですよ」

オープン勝ちの実績が光るダノンフェイス(撮影:日刊ゲンダイ)
馬場「マイネルバサラは“長距離輸送やテン乗りだったことを考えれば、最後に狭いところを割って詰め寄った内容はかなり評価できる”と、松山将師が前走を褒めてました。この中間も思い通りの調教を積めているようですし、道中で上手く運ぶことができれば、楽しみもありますね」
瀬古「美浦TM陣の評価が低いヒロブレイブですが、前走は展開が向いたとはいえ、大外を回って凄い脚を使って差し切ったものです。ここは1ハロンの距離延長も鍵となるでしょうが、脚質から東京へのコース替わりもプラスに思えますし、侮れないと思いますよ」
桜井「レッドウィズダムにも同じようなことが言えますね。今回も前走のような思い切った待機策とのことですし、無欲の追い込みにはマークが必要ですよ」
デスク「あとは、例によって“孤独の◎”、優馬の井之頭五郎こと編集長の出番だな」
上田「スミレは、ダートに転じて3・1着。2走前は久々だったこともあるから、馬券圏内に入っただけでも合格点だし、ひと叩きされた前走では目の覚めるような末脚だったからね。ちなみに前走の2着は逃げた馬で、そういう流れを差し切ったんだから、中身も濃いよ。控える競馬ができるようになった今なら、距離延長もOKだと思うんだ」
デスク「コジ、陣営の感触はどうなんだ。これまたノンコノユメ級なのか?」
小島「別に悪い話はないんですが、いい話もないですかね…。自分の競馬に徹してどこまでやれるか、ってとこだと思います」
デスク「だよな。で、俺の推奨馬だが、コジと一緒でストロングバローズなんだ。最初に歌った“ヒゲとボイン”だが、歌詞の最後の方で“アメリカ帰りの独身”というフレーズがあるんだよ、厳密に言えば“帰り”ではないが、“アメリカ生まれ”ということで…。あ、アメリカ遠征経験があるカジノドライヴ産駒のヒロブレイブも怖いか…」
木谷「相変わらずなデスクに、これ以上ツッコむのもやめておきましょう。僕は、人気上位の3頭では面白くないので、前走がメチャメチャ強かったクインズサターンにします。なんてったって西田さんと清野さんという勝利の女神が2人もついてますからね!」
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