余裕残しのキタサンブラック 衰えは全くないラブリーデイ
順当ムードが漂うが 波乱の目があるとすれば
広田「昨年の2着馬サウンズオブアースは、その後も強敵相手に好レースを続けながら、重賞未勝利のまま5歳の秋を迎えてしまいました。久々に大敗した春の天皇賞は、陣営によると“もともとのネックだった歩様の硬くなる面がレース直前に出てしまい、本来の走りができなかった”とのことで、そのダメージが大きく、放牧へ出してもなかなか疲れが抜け切れなかったようです。なので、当初はぶっつけでジャパンCへ、というプランもあったようですが、一応の態勢は整ったと見ていいでしょう。力はある馬ですから、目標は次でも格好は付けてくれると思いますね」
須藤「その、疲れから来る歩様の硬さのせいかもしれませんが、僕はサウンズオブアースは使い込むより久々の方がいいタイプだと思っています。春の天皇賞は昨年も大敗しているように、止まり方を見ても距離が長いんだと思いますし、この馬もこのくらいの距離がベストでしょうね」

そろそろタイトルが欲しい最強の重賞未勝利馬サウンズオブアース(撮影:日刊ゲンダイ)
加茂「アドマイヤデウスの前走についても、橋田師が“距離が長かった”と言うてはるように、おんなじことが言えますわな。そこから立て直して、調整もスムーズに来ているようやし、賞金面を考えても次ではなくここが勝負の雰囲気はありまっせ」
須藤「その天皇賞にしても、暮れの有馬記念にしてもアドマイヤデウスは着順ほど大きく負けたわけではないですからね。このくらいの距離では実に堅実に走れる馬ですよ」
デスク「なんか今回は俺の代わりに須藤が司会進行役を務めてくれているかのようだな。あと、残っている馬では、展開的に鍵を握りそうなヤマカツライデンが、不気味な存在に思えるんだが」
桜井「春まで主戦場がダートだった馬が、一気にブレイクした形ですが、ここは今までと比べて相手が二枚も三枚も上でしょう。GI勝ち馬3頭を含め、重賞馬がゴロゴロいる中で、果たして勢いだけで太刀打ちできるのかどうか。“もちろん期待はしているが、そう甘くはないだろう”と陣営も慎重な姿勢を崩さなかったですし、過去に使った上がりは3走前の35秒2が最高で、上がりの速い決着になった時に対応できるかどうかも未知です。可能性は秘めるものの、今回は押えまでの評価が妥当でしょうね」
デスク「となると、本当につまらん狙いになっちゃうな。馬券はキタサンブラックから、相手を絞って…か。あぁ、つまらん」
木谷「よくよく見ると、昨年の1・2着馬のみならず一昨年の1・2着馬もいるメンバーですが、僕はその更に前の年の勝ち馬なのに、全然名前の挙がらないヒットザターゲットでもちびちび買ってみたいと思います。なんせ先週の凱旋門の負けが…。デスクはどうでした?」
デスク「起きてたぞ。馬券の結果は言うまでもないが…」
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