マリア・ミッキーに不安材料あり? 優馬TMの一番人気はコノ馬
TM人気の一番は 3歳馬パールコード
デスク「で、久光は3歳馬に狙いを定めてきたわけだな」
久光「はい。対してパールコードは、1週前から猛時計を叩き出すなど、上昇一途の感を受けます。一瞬のキレより、長くいい脚を持続させるタイプなので、距離延長や長い直線も味方にできるはずです」
瀬古「過去10年で3歳馬が馬券に絡まなかった年はなく、さっき田崎君も言ったように、3歳馬を中心に考えるべきレースです。ただ、その過去の好走馬には、タイトルを獲っていなかった馬もたくさんいるわけですから、秋華賞2着でもパールコードには資格アリと見ますね」
小野智「加えて、連対率も、馬券圏内率も3歳馬が他の世代を圧倒してますからね。夏を越して急速に力を付けたパールコードに、私も同じ“ピチピチギャル”として期待しますよ」
デスク「智美の場合は“洋服が”を頭に付けた方がいいけどな」
伊利「僕は、秋華賞との関係性を考察してみたんですが、そこでの最先着馬は過去10年で2勝、2着2回とある程度の信頼が置けます。一方で、ここ2年の最先着馬が、6・8着と奮わないんですが、ともに高速決着での反動が出たと考えられます。1分58秒6での決着となった今年の場合は、まだパールコードに余力があると見ていいでしょう」
小桧山「若さや勢いだけでなく、パールコードは折り合いやレース運びなどのレースセンスが秀でているし、騎手の立場から見ても操縦しやすい馬だと思えるよな」
加茂「陣営も“自在に立ち回る器用さがある”と、そのあたりを強調してましたわ。この馬にしても、前走でダメージがあれば無理に使ってこなかったはずやし、出てくる以上、体調面の不安はないと見ていいやろ」
武井「今年のメンバーを見渡すと、逃げ・先行タイプが極端に少なく、落ち着いた流れになると思いますが、となると超スローだった前走でいいステップを踏めたクイーンズリングを信頼したいですね。その前走では、大外枠から出して行っても折り合いを付けられたように、今年に入ってから好位で運ぶ競馬をマスターできたのは大きなアドバンテージとなるはずです。内目の枠を引けたのもプラス材料ですしね」
桜井「もともとが非凡な決め手を持っている馬ですから、スローの“ヨーイドン”は望むところでしょうね」
デスク「ただ、勝ち鞍があるのは1800mまでで、昨年も8着と負けている馬だよな」
加茂「昨年は4コーナーで大きな不利があって度外視できますやろ。状態面で不安を抱える馬が多い中で、これだけ順調に来れたんやったら、チャンス十分ですわ」
那谷「クイーンズリングは、これまでの実績のみならず、母も唯一の勝利がダートの1200mだから、距離の不安が皆無というわけではないんだが、吉村師は“昨年も2度の不利がありながら最後まで伸びていたし、ベストではないかもしれないが、克服はできる”と。昨年までは“マイルがベスト”と言っていたミルコも“2200mまでなら大丈夫。絶好調だし、勝ちたい!”と、闘志満々なんだ。当初は騎乗予定だったジュエラーの回避により、引き続いてミルコが乗ることになったのも追い風だろうし、挑戦6回目にしてGI馬となる最大のチャンスが訪れたんじゃないかな」
中邑「僕は昨年の3着馬タッチングスピーチを見直したいですね。春は一息のレースが続きましたが、勝負どころでズブさを出すタイプなので、器用さが求められるコースや被せられる展開だと、力を出し切れない馬なんです。ただ、これまでのレースぶりを見ても、京都外回りがベスト。仕掛けが遅れながらもタイム差なしだった昨年の内容は評価できますし、追えるムーア騎手も合うはずです」
須藤「確かに、昨年は馬群を割るのを一瞬躊躇した分の負けだったと言えますよね」
デスク「されど、これまた“ぶっつけ”になる点が鍵だよな」
佐藤直「本当は一番強いはずのミッキークイーンと比べると、同じぶっつけでもタッチングスピーチの方がはるかに態勢は整っていると思うぞ。中途半端な仕上げでムーアに依頼はできないはずだよ」
瀬古「ぶっつけがプラス材料になる、とまでは言えませんが、陣営は“しっかり疲れを癒してから帰厩させたのでフレッシュな状態にあり、昨年と同じくらいの状態で出走できる”とのことです。能力を全開できるデキなら、当然怖い存在になりますね」
前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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